簡単にZ432Rをおさらい?しておくと、
S30Zの高性能バージョン、Z432(S20というGT-Rと同じエンジンを積んだバージョン)のレース用にごく少数(30−50台と言われている)生産され、現存数は10台前後?

その特徴は徹底した軽量化。
鋼板は通常よりも0.2mm薄いものが使用され、サイド、リアウィンドウはアクリル製。
エアコンどころか、ヒーターも装備されず、もちろんオーディオもなし。
3連メーターのうちの、走行に関係ない時計は省略。
4点式シートベルトを前提として、センタートンネル上に配置されたイグニッション。

今回東京オートサロンで発表された、新型フェアレディZ カスタマイズド・プロト、はこのZ432Rをオマージュして作られています。

圧縮


オレンジのボディーカラーと、ブラックに塗られたボンネット・バルジ。

フロントバンパーはノーマルから大きく形状変更され、シルバーの金属バンパーは装備されないものの、上下を2分割。開口部も長方形から台形に変更して、安定感を演出。

ブラックのサイドストライプとFairlady Zのロゴ。

大型化され、後面をブラックに塗られたリアスポイラー。

縦二本だしのZ432Rのマフラーをモチーフとしたマフラーテールのデザイン。

市場の反応を見て発売を検討とのことですが、果たして、パーツとして販売されるのか、コンプリートカーとして販売されるのか、それともこれはNISMOバージョンとなるのか。
楽しみですね。

詳細は動画で。