2日め。
7:30より朝食。がっつり食って、
9:00から講義。ペダリングと乗車フォームについて。
あくまで、CSCの考え方、やり方です、というとても謙虚な説明をしていただきました。

1)引き脚は意識しない。
 ケーデンスがあがると引き脚を意識する余裕はない、脱力のみ。踏み足は遅れがちになるので、上死点から踏む感覚で。引き脚を意識すると踏み込みがさらに遅れる。人間の一番力の入る動作は、1.股関節の伸展、2.膝関節の伸展なので、踏み脚を重視。

2)上から下へ踏めるペダリングをするために、前乗りしない。
 サドル前方にすわる(いわゆる前乗り)になると、けとばすペダリングになって非効率的。7
 自転車は後輪駆動なので、後輪荷重が必要、この点からも前乗りは不利。
 前乗りだとハンドル操作をしづらい。

3)視線を前に。(これにより背中ものびる)

4)背中をのばす。
 腰椎はもともと可動域が狭いのでここを曲げると腰をこわす。
 背中を丸めると呼吸がしづらくなる。
 そこで、股関節の柔軟性が重要。股関節から前傾する。

5)総じて、ハンドル低すぎ、サドル高すぎ、ということが多い。

6)シューズの中での足の指は広げる。
 足の指をまげると、小さい筋肉を使うようになるため、出力がさがる。足の指は広げておくべき。

7)スタンディング(静止からのスタート)では顔をあげて、胸をはる。

モーメントアーム長について
 スクワットをするときに膝を足より前に出さないようにする理由のひとつ。
 膝が足より前にでると頭から膝までのモーメントアームが長くなる一方で、頭から股関節は短くなる。このため、股関節でなく膝主体のトレーニングになり、故障につながる。
モーメントアーム長




8)フォームでは、肩関節と股関節の柔軟性が重要。

実走は昨日の練習で板張り初めて組もなれたので、
ステアーライン10分、スプリンターレーン5分、100mダッシュ2本でウォームアップ。
200mフライングダッシュを2本。(走りおわって1周したらすぐに二本目)
2014-12-28-15-43-31

お昼はみなであるいて移動。おにぎり二個とサラダとトン汁うどん。休憩時間ながくとれないので消化によい炭水化物を、というご配慮。
展示物を見学。42度かー、壁だわな。
2014-12-28-13-20-11