<<パート2>>基本操作
ニュートンをUSBでPCに接続し、どれかニュートンのボタンをおしてNewtonを起動。Isaac SoftwareをPCで起動すると、日時は自動的にセットされる。
[NOTE]Newtonをハードリセット(cf.p.19)すると日時の設定もリセットされる。

ファームウェアとシリアルナンバー
 Isssacのメニューから Device > S/N and F/W version
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<ボタンの使い方と特徴>

---センターボタン:2つのメインスクリーン---

1)バイクコンピュータースクリーン:速度、経過距離(パワーと自動切り替え)、経過時間、速度・ケーデンスセンサーの状態(Bull's Eye ◎)
2)パワースクリーン:速度、パワー、ケーデンス、心拍、カロリー
 センターボタンで切り替え

[NOTICE]Iasscで表示内容は変更可能(cf.p.18-19)

[TIPS]◎(Bull's Eye)は、スピード・ケーデンスセンサーの信号がONの時に表示される。信号がないときには表示されない。
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---上矢印ボタン:平均(1回押し)、最大(2回押し)スクリーン---
 センターボタンか、さらに上矢印ボタンをおすとメインスクリーンに戻る。

---下矢印ボタン:勾配(1回押し)、風速(2回押し)ディスプレイ---
 向かい風は+、追い風は-で表示。

 [TIPS]下矢印長押しは、自動勾配表示のON/OFF決定(cf.p.21)
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---右矢印ボタン:環境ENVIRO(1回押し)、フィット・トレーニングENVIRO2(2回押し)スクリーン---
 環境:温度と時刻
 FIT/Training:勾配、風速、標高

 [TIPS] ENVIRO2スクリーンでセンターボタン長押しで標高補正(cf.p.14-15)
 [SPECIAL FEATURE] PROとPOWERSTROKEのみ
  2秒右矢印長押し→フィットネステスト、パワーインターバルワークアウト(cf.p.25-33)

---左矢印ボタン:トータルスクリーン/ラップスクリーン---PROとPOWERSTROKEのみ
 1回押し:Battery Charge%
 2回押し:総消費エネルギー(KJ)・カロリー
 3回押し:走行距離と獲得標高

 [SPECIAL FEATURE] POWERSTROKEのみ
  TSS ON(cf.p.37)にしてあると、NP,IF,TSSが表示可能。
 
 4回?押し:XX% full メモリー使用量
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 [TIPS]Newtonは1秒(155時間)、あるいは5秒(768時間)間隔でデータを記録できる。
 [TIPS]メモリー使用量が80%、90%になるとそれぞれ警告がでる。一杯になると最後の走行データが記録されないので注意。
 [TIPS]ISAACでNewtonのメモリーを消去するには、Device>Erase All Data

 5回押し:総走行距離(ODO)、総走行時間
 6回押し:メインスクリーンへ

 [SPECIAL FEATURE]PRO,PowerStrokeのみ
  2秒左矢印長押し→LAP TIME 情報(cf.p.20)
    5秒左矢印長押し→LAP Reviewスクリーン(cf.p.20)

新機能:DIALING-IN ニュートンキャリブレーション

 3つの精度レベルのキャリブレーションを用意。
 
 1)GOOD 普通にのるだけ。はじめの5分は"Cal"と"--W"の表示。5分後にキャリブレーションが終わり、Wattが表示される。体重180ポンド、バイクと装備で25ポンド、700X23Cの標準的なサイクリストなら、トレーニングやレースでの使用に支障のないレベルの精度。
 2)Better 初めて使用する前、あるいは使用後に、IsaacでDevice > Set Up Newton
     単位、体重、バイク重量、ライドポジション、Newtonの搭載位置、タイヤサイズ、バイクタイプ、道路表面性状を入力。"Better Accuracy"を最終画面で選択。あ
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 3)Best 10分のキャリブレーション走(平坦でも山でも可)が必要。
  1.IsaacでDevice > Set Up Newtonからすすめて、最終画面で"Best Accuracy"を選択。
  2.中段に"Do Cal"が表示される。。
  3.交通量の少ない道路を選ぶ。平坦でも山でも大丈夫。
  4.Newtonをバイクにとりつけて、どれかボタンをおしてNewtonを起動。
   上段には速度、中段には"---W"と"do Cal"が交互に表示。
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  5.走り始めて8秒で中段に"Cal"が表示、下段に"StArt"が点滅表示。
  6.そのままスタート地点に移動してOK。
  7.スタート地点にきたらセンターボタンを押してキャリブレーションライド開始。
  8.上段に速度、中断にCALと移動距離とプログレスバーが表示。
  9.レジャーペースのライドでOK、必要なら停止してOK。
  10.5分たつとgo bac(k) turn 180 degreeと点滅表示。
  11.すぐに方向転換できなければさらに進んでからでも可。
  12.安全な速度に減速して停止、方向転換。
  13.同じルートでスタートポイントへ戻る。
  14.プログレスバーが減っていく。ゼロになると"Cal Done"と点滅表示。
  15.Cal Rideが終了するとノーマルスクリーンに戻る。

 [NOTICE]Cal Rideを途中でやめたければ、センターボタン2秒押し。

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バイクにのってNewtonを使う。
 1)マウントにNewtonを装着。
 2)センターボタンを押してNewtonを起動。
 3)オプション:チェック・高度設定
 4)走行開始。スピード・ケーデンスセンサーからの信号があれば◎(Bull's Eye)が表示される。
 バイクが動くと自動的にデータの記録を開始する。1秒間隔でデータ記録。パワーストロークは1秒間に16回記録。(cf.p.43)
 信号などで停止すると記録も自動停止し、動き始めると自動で記録再開する。

走行終了時
 1)センターボタンを長押し → triP rESEt と表示。
 2)再度センターボタンをおすとリセット完了。
 3)おさなければ数秒後に"not RESEt"を表示。センターボタンをおすと表示消える。
 
 [TIP]トリップリセットはいつでもできる(走行中も含めて)走行データは保存されて、あとでIsaacにダウンロード可能。
 [TIP]Newtonが4時間以上スリープ状態になると、自動的にTRIP RESETされる。

 4)TripResetすると新しい走行データの記録がはじまり、データもゼロからになる。
  走行距離、走行時間、ラップタイマー、ラップ数、平均・最大の出力、KJ,速度、勾配、風速、獲得標高
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セッティング 高度のセット(SET ALT)
 Newtonは気圧高度計を採用しているので、精確な標高を得るには、現在地の高度を一度入力する必要がある。
 
 1)右矢印をおす(Envio)、もう一度おして、傾斜/風速/高度 スクリーンを表示する。
 2)センターボタンを5秒長押し、"alt"スクリーンが表示される。
 3)矢印ボタンを使って現在地の標高を入力。
 4)センターボタンをおして確定。メインスクリーンにもどる。

標高の呼び出し
 多くのライダーは同じ場所(自宅など)からスタートするであろうから、一度入力した標高を呼び出せるようにしてある。気圧や天候のために、標高がマイナスになったときなどに利用。
 傾斜/風速/高度 スクリーンを表示して、センターボタンを数秒長押し。

Newton Profile
 Newtonには4つのプロファイル(センサーIDやCal Rideなど)を保存できる。Issacには多数のプロファイルを保存可能で、Newtonにプロファイルを送れる。
(IsaacでのプロファイルのNewtonへの出し入れは、Issaのマニュアルを見よ)

 出荷時のNewtonのプロファイルは1に設定されているので、はじめに設定した情報はプロファイル1に保存されている。

 新しいバイクでセッティングする際には、プロファイルを変更する必要がある。(cf.p.15)

Newtonを複数のバイク・プロファイルで使う

 たとえばプロファイル1にはロードバイク、2にはTTバイク、3にはMTB、といった使い方ができる。

 新しいバイクをセットアップするには
 
 1)Isaacで Device > Set Up Newton、new profileを選び、profile1-4のうちひとつを選択、バイクタイプを選択。ユーザー情報を入力して、キャリブレーション精度を選択。
 2)ANT+センサーをペアリング(cf.p.17)
 3)乗り始める。"Best"をえらんだなら
 4)"Cal Ride"をする。
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ANT+センサーのペアリング

 Newtonとセット販売のスピード・ケーデンスセンサー以外では、Newtonとセンサーをペアリングする必要あり。

 1)ANT+スピード・ケーデンスセンサーをバイクに装着、心拍計は身体に装着。
 2)ANT+センサーを起動しておく。(ペダルを回すなどして)
 3)"Scan"と表示されるまで、上矢印ボタンと下矢印ボタンを同時におす。表示されたらはなす。Scan中は中断のバーが点滅する。点滅するバーがきえれば完了。

 [TIP]Bull's Eyeが点滅しているときは、ペアリングしたセンサーの信号を探している。
 [重要]新しいプロファイルを作ったら、実際にのって、セットアップを完了させる必要がある。(cf.p.9-10)
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複数のプロファイルを使いわける
走り始める前にプロファイルを選ぶ必要がある。

新機能:自動プロファイル選択(APS)

  APSを使用するにはそれぞれのバイクに速度ケーデンス一体型のANT+センサーが必要。
1)各々のバイクのプロファイルを作成
2)それぞれの速度ケーデンスセンサーを各プロファイルでスキャン(ペアリング)
3)使うバイクにNewtonを装着
4)クランクと ホイールをまわしてセンサーを起動
5) Newton を起動

数秒後にNewtonがANT+センサーを認識して、自動体に正しいプロファイルを選択する。
APSが正しくバイクを選択したかどうか確認するには、リアホイールを回してみればよい。Newtonの上段に速度が表示され、◎Bull's Eyeも表示される。

[NOTE]近くで他のプロファイルのバイクのセンサーも起動しているとAPSは正しいプロファイルを選択できない。

[TECH TIP]もしNewtonが違うバイクを選択してしまったら、他のバイクから50フィート以上離してトリップリセットをすればOK!(センターボタン長押ししてtrIP rESEtと表示されてからセンターボタンを再度おす)

新機能:メインスクリーンをカスタマイズする(NEWTON,PRO,POWERSTROKEのみ)

Isaacで設定できる。
1)PCにNewtonを接続してNewtonをon
2)IsaacでDevice > Configure Screens
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3)選択画面が表示される
4)ラジオボタンで選択
5)決まったらSend to Newtonをおす。

新機能:ダイナミック パワー スムージング
パワーはスムースなぺだリングをしてさえも大きく変化するので表示も目まぐるしくかわりやすい。
Newtonのすべてのモデルでダイナミックパワースムージングを登載、し、スムーズでレスポンスのよい表示を提供する。
他のフィルタリングオプション:POWERSTROKEのみ
  (Cf.p.35-36)

ハードリセットでの再起動
  Newtonが固まってしまったときに行う。
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  左、右、矢印ボタンと中央ボタンを同時長押し。表示は消えたらボタンをはなす。

  日時以外のデータは保持される。次にIsaacと繋いだときに日時はなおる。


風速センサーのファインチューニング
  風速センサーは工場で校正されており再度校正する必要はない。が、チェックすることが可能で、必要なら修正できる。CdAやCoast Downを測るときやとても寒いときや暑いときに有効。

1)Newtonを外気温にならす。
2)重要:まったく風のないところを選ぶか、風速センサーポートを手で覆う。
3)下矢印ボタンを二回おして上段に"wind"を表示
4)ウィンドスクリーンで上矢印ボタンを長押し、Cal Windを表示。
5)ボタンをはなす。
6)上段の数字を5秒間一定に保つ。数秒後にゼロ、に近づく。
7)-1.5から1.5の間なら校正良好。
8)再度校正するには中央ボタンを押す。
9)上段の数字がゼロに近づき、数秒後にメインスクリーンに自動的に戻る。

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新機能:NewtonのパワーデータをANT+サイクルコンピューターに送る
FW5.0以上の機種では自動的にパワーデータをANT+で発信している

ラップマーカー
クリテリウムのときとか、決めた場所で左矢印ボタンを2秒間おす。"Lap"が点滅し、ラップ回数、と状態が表示される。その後メインスクリーンにもどる。ラップの結果をみるには、左矢印ボタンを5秒間おす。上矢印ボタンをおすと前のラップの結果が表示される。
IsaacにデータをダウンロードするとIsaacのメインウィンドウの左の方にラップデータが表示される。

自動勾配表示
下矢印ボタンを長押しして、"Auto Hill"が点滅表示させる。2%以上ののぼりになると上段に自動的に速度と勾配を交互表示する。勾配が2%未満になると速度表示のみとなる。
"Auto Hill"機能を切るには、下矢印ボタン長押しで、"Auto Off"を点滅表示させる。
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