体重おとせ!ってのはわかってるので、なしで。

1.シッティングで
自分は極力ダンシングしません。個人練習の時にはしますが、チーム練習やヒルクライム・レースでは極力使いません。重量級の人がダンシングすると体力の消耗が大きいばかりで、メリットがあまりないように思います。体重があれば、歩いているだけでも筋トレしてるようなもんなので、筋力はある程度あるはず。筋力をいかしてシッティングで上ったほうがいいと思ってます。

自分がのぼりで使うダンシングは

 1)ヒルクライムレースでのリフレッシュ・ダンシング
   Mt.富士や乗鞍みたいに1時間を超えるのぼりでは、途中でリフレッシュのためのダンシングは入れます。体重移動でのぼる、ってかんじです。筋力は極力つかわない。

 2)激坂
   これはもうしょうがないので、ダンシングするしかない。

 3)加速のためのダンシング
   レース終盤、アタックにくらいつくためのダンシング。
 
 2),3)については上半身の筋肉を使ってます。押しと引き、両方意識しています。ゴールスプリントの時も同じ。それが正しいのか?は不明ですが。

のぼりのシッティング、自分の場合は、二つの方法を使ってます。

 1)普通にシッティングでのぼる。ケーデンス70くらい。それなりのギアで。個人トレの時にはパワーアップのためにあえてアウターでケーデンス30とかまでおとすこともあり。

 2)高回転型のシッティング。90回転くらい。当然ギアは軽くします。これは後半・終盤で脚が疲れてパワーが出せなくなってきたとき。引き脚を強く意識しています。逆にほとんど踏みません。たいていの場合、周囲の人より速度が遅くなり、だんだん遅れます。このときに、下り、平坦で追いつける範囲内の遅れにとどめるべくがんばる。自分の場合はコンパクト・クランクはここで大変役にたっています。重量級にはコンパクトを。

2.ちぎれない
のぼりのあるチーム練習で自分にとって大切なのは、先頭集団からちぎれないこと。
ちぎれるとモチベーションがさがる。周回練習の時には、ちぎれないための精神的なコントロールをしています。
たとえば、6周回(1周目はアップとして)の練習の時に、一番くるしいのは3周回めです。たぶん、みんな苦しいはず。ここはとにかくふんばる。
で、半分クリアしたら、半分がんばったんだから、あとは最後までいけるぜ、と自分をコントロール。さらにあとたった二周じゃん、そしてこれでラストだ!全開だ!とマインド・コントロール。

3.下りをいかす
 重量級は下りでは圧倒的に有利です。自分の場合、ドラフティングを使わなくてもこがずについていけます。ちょっと踏めば前にもでられる。これを使わない手はない。
上りではどうしてもおいていかれがちなので、最小限の遅れですませるべくふんばる。先頭がヒルトップを通過してからの秒数を数えておく。下りで追いつける秒数内に差をおさめるべくのぼりはがんばる。
 遅れた分は下りでとにかくおいつく、が、一気においつこうとすると次ののぼりでへばるので、下りの長さを把握しておいて、平地に入るまで(平地はドラフティングでひいてもらいましょう(笑))になんとかおいつくペースで。

重量級の最大の利点・・

それは、どんな形でも自転車にのると自分のためになる!!

1.もちろん負荷のかかるトレーニングは速くはしるために必要

2.LSDペースのトレーニングは(冬場などのオフシーズンをのぞけば)アマチュア・レースにはあまり付与しない、と自分は考えていますが、自分のような重量級は別!
だって、LSDペースが一番脂肪の燃焼効率がいいんですよ!!

というわけで、重量オーバーの人はチーム練習のようなハードなトレーニングも、ちんたらながしても、どちらも自分のためになるので、とってもお得です!!(笑)

現時点でのMIK流、重量級用、のぼりの傾向と対策、でした。

間違い、こうしたほうがよい、という点はご指摘ください。