カテゴリーレースではなんとか入賞、昇級確定したので、あとは昼からのエンデューロにサイクリング気分で参加しよう。20分ほど3本ローラーでダウン。その後はやめの昼食。持参したパン二個を食べる。H2O(飲料)もしっかり飲んで、水分補給。

耐久に向けて、ボトルケージを二個装備。(曇りだったこともあり、結果的にはボトル1本も飲まなかった。)両方ともCCD。

背中にはカーボショッツを一本。いつものライム味と冒険で買ったコーラ味で迷うが、やっぱりいつものライム味をいれる。

出走前にカーボショッツを1本のんで気合入れ。

つかれちゃうからアップはなし。
天気はちょっとぱらつく雨があったくらいで、ずっと曇り。

このエンデューロ、2時間も4時間もチームも全部同時スタート・・・
200人が一斉にスタートかよ・・・
20090628Bクラス出走時

カロリー【814】kcal走行距離【31.1】km
12時、エンデューロのスタート。

で、やっぱり大団子状態。
出場者にS,A,Bクラスあたりの人がたくさんいて先頭集団を形成してくれれば、集団もコンパクトになるのでしょうが・・・

今日はカテゴリー戦でたくさん落車がでているので、これだけの大集団ではさらに落車が多くなる可能性大。
なるべく前にあがっておいたほうがいいなー。

URCのメンバーの位置をときどきみながら位置取り。
みんな割と前のほうに位置どりしています。
が、他のチームの人たちだって当然同じ考えで、内側から外側からどんどん前にでてきて、すぐ後方においやられてしまう。

 会長はさすが、位置どりうまいです。少ない動きですっと前のほうにあがっていきます。先頭引きまでしちゃうとこがまたすごい。
 Setaさんは、ずーっと、先頭数名の中で集団をひいています。リスク回避できるかもしれないけど、自分の脚ではマネできない。
 姫は集団前方中央あたりの風の抵抗も少なくいい位置。テクニックがあるから接触もしないのでしょう。
 o-taさんとpuyanさんは集団内側につけて走っている様子。
 ツッチーさんは見つけられず。

みなの様子を5周回くらい見たところで、作戦立案。
ここまでは集団の中、内側、外側と走ってみながら、後方に押し下げられないように時々ジャンプアップする努力をする。スピードは遅いので、脚にも心肺にも負担がないけど、接触への気遣いで心労が。

 水分補給のポイントも探る。
ホームストレートは、なぜかスピードが上がるのでダメ。コーナーに入ってからはがく、っとスピードが落ちる。これはバックストレートをぬけるまで続く。
 補給ポイントはこの間に決めた。

自分の作戦は、カテゴリーと同じ。とにかく落車にあわないようにしよう、というところ。今回は入賞ものぞめないだろうから、怪我しないように。

 そのために外側走行作戦。
 
集団のスピードはカテゴリーの時とたいしてかわらないか、ちょっと速いくらい。(カテゴリーがいかにおそかったか、ということだなー)心拍も集団の中ほどだと130くらい。集団外側にでると140くらい。これなら十分2時間持つし、スプリントの余力も十分。

30分経過したのち、予定どおり水分補給。このあとは2周ごとに一口水分補給。外側の走行ラインにでてからは、接触・落車への気遣いは減りました。(心拍は10くらいあがったけど)

常に先頭20-30番位をキープ。淡々とレースは進んでいる、と思っていましたが、後方ではそれなりに落車があったらしい。

自分も何度かひやり、としましたが、一番いやなポイントはバックストレートの下り。ここはちょっと下って上ってるんだと思いますが、がくっと集団のスピードが落ちます。接触注意!バックストレート下りは集団外側(か、集団から外れたライン)にいよう、と心に決めました(笑)。
 重い自分は、集団から外れて、(重さを生かして)外側を下れば、ジャンプアップ可能ポイントにもなることも判明。集団後方からのジャンプアップにはここを利用。
 
1時間30分をこえたあたりで、ゆっくりペースとはいえ、少し脚に疲労感が。
なんとなく空腹感もでそうなかんじだったので、1月のもてぎの時の繰り返しにならないように、カーボショッツで補給。これで空腹感は消えた。自分の場合、重くてエネルギー消費が多いのか、走り方が悪いのか、CCDだけでは1時間以上の走行は無理みたい。もっと濃いCCD作ればいいのかな?

ラスト2周の表示がでたところからARIがチームで先頭引き。ぐっとスピードがあがり、さあ、これから、と思ったら、
すぐにスピードダウン・・・
あれ?あり?集団コントロールできてないよ・・・(先頭にARI以外が加わってslow downした?)
ARIは先頭を引いてエースを勝たせる、という作戦なんだと思いますが、ちぎれていくのもはやすぎるような。ゴールまで続かないんじゃない?

と思ったら、最終周回バックストレートの下りあたりで、先頭たぶん10番めくらい?で大落車!!!

うわー、外側を走っていた自分のほうにも主の手を離れた自転車が3台も!

1台目、たぶん車輪を乗り越えた。ちょっと衝撃。

2台目、ちょっとだけ進路を変更、これはすこし車輪に接触した程度。

3台目、だめだ、これは避けられない!

幸い前方に人はおらず、ヒトを轢くことはない。

落車を覚悟。たぶん前転するような形でおちるだろうから、首だけは保護するようにしようと決める。もう逃げられないから、そのままつっこむ。フレームにつっこみそうだ。

ハンドルを握った手だけは離さないようにして、

全身の力を抜いて、

前方を見据える。空が見えたら顎を引こう、

と瞬間的にいろいろ考えてたら、


ガガっと一瞬音がして、

次の瞬間、

どん、と着地、

左右に振れるが、全身の力をぬいて立て直し。

なんとか落車をまぬがれた。ふ〜。

転倒した自転車がまだ滑ってていて、予測していたフレームでなく車輪にのりあげて、発射されたのか。はたまた重い体重のおかげで直進性が維持されたのか?
ふんづけちゃった自転車ごめんね。

前方を見ると会長が振り返って見ている。まわりの落車を逃れた人は一斉にダンシング。うわ、こりゃ乗り遅れちゃいかんか、と、会長に
「ひきます!」と声をかけてダンシング。
(そのあと会長は「いやです!」と答えてたらしい(笑)。フェアの精神から?)

生き残った一人が「落車だからまとうぜ!」とフェアな声をあげる。
ごもっとも。でも、小市民の自分としては周りがみんなダンシングしてるんで、のんびりは走れないんです、すみません。

集団に復帰。ペーサーのオートバイが入って、集団はスピードダウン。

そこからしきりなおし。皆前をひきたがらず。また大集団でのスプリントで落車はいやじゃ。どうせなら、と前方にあがり先頭のローテーションに入るが、先頭をひくのはわずか3人。自分も長時間はひきたくないので10秒ほどで交代しようとさがると3人目にまたくりいれられてしまう(笑)。3回ほど先頭引きして後退。

残り600m。前方にはsetaさんとFUNAさんが見える。
FUNAさんの後ろにつけるが、前も横もつまっていてあがれない。ラインを探しているうちにFUNAさんは前へ。自分はたぶん20番手くらい。

ラスト300mくらいから集団のスピードががくっと下がる。カテゴリーの時と一緒だ。200mで前があき、スパート。まわりがまた、スローで見えるけど、やっぱりゴールラインまでには届かず。10位完走。

スプリントをかけるための位置取りがいかに重要か、ということだな。脚を残しながら、良い位置をとる、というのが課題のひとつですね。あたりまえか。

平均 196W HR143(やっぱぬるすぎか)41.7km/h
最高 552W HR165 50.9km/h
200906282H耐久データ

姫、puyanさん、o-taさん(別の場所)が落車にまきこまれてました。ツッチーさんもか?みんな大けがしなくて本当によかったです。
一方でWindyのIさんはカテゴリー・レースで鎖骨骨折。一日も早い復帰をお祈りします。

運転していただいた皆さん、ありがとうございました。
特にFUNAさん、自分は帰りの道中30分くらい意識消えてました、すみません。
今度パワートレーニングの本のおいしいところだけ訳してお渡しします、ちょっとずつしか読み進めませんが。