2018年11月

3.人体のエネルギーシステム(WKO4)


Q.エネルギーシステムについてのクイズです。正しいと思うものを選択してください。(複数選択可能)

a)人体のエネルギー産生システムには、無酸素系と有酸素系がある
b)(今日のあなたの)無酸素系の容量は決まっている。
c)FTPは無酸素系に寄与しない。
d)2時間連続の運動における無酸素系のエネルギー供給の寄与は2%程度に過ぎない。
e)無酸素系にはクレアチン・リン酸(ATP-CP)と解糖系があり、高強度の運動では解糖系がクレアチン・リン酸系(ATP-CP)より先に主体となる。

これは回答割れました。解答は本文中に。

人体のエネルギーシステムには、無酸素系、有酸素系があります。(選択肢a)は正しい)
無酸素系は、酸素の供給と関係なく機能します。素早く立ち上がり大きなエネルギーを供給できますが、短時間しか持ちません。ごく初期にはクレアチン・リン酸系(ATP-CP)が機能して、少し遅れて解糖系が機能します。
有酸素系は、酸素を使用してエネルギーを生み出します。持続してエネルギーを供給できます。
各々は常に動いていますが、その割合は変わります。
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上図では、青がクレアチン・リン酸系、赤が解糖系、緑が有酸素系に該当します。
短時間・高出力では無酸素系が主体となり、長時間の運動では有酸素系が主体となります。2時間連続の運動ともなれば、無酸素系の寄与度は2%にすぎません。(選択肢d)は正しい)
選択肢e)に関しては順番が間違っています。

選択肢b)については次回FRCについてを触れるときに。






2.FTPの功罪(WKO4)

Q.パワートレーニングのレベルを決めるには、FTPを測定すれば

a)FTPレベルより低いパワーのトレーニングレベルはほぼ正確に設定できるが、高いパワーはバラツキが多く不正確。
b)FTPレベル以外の設定はできない。
c)FTPレベルより高いパワーのトレーニングレベルはほぼ正確に設定できるが、低いパワーはバラツキが大きく不正確。

これは回答してくれたチーム員全員がa)。

その通りです。

FTPを元にしたパワートレーニングレベルは、FTPの何%から何%までがレベルいくつ、という決め方。
(Coggan’s Classic Power Level)

具体例 FTP283W
スクリーンショット 2018-11-28 11.25.08
Level 5で言えば、106%から121%なので、
283 X 106 /100 =299.98=300 
283X 121 / 100 =342.43=342
となるわけです。

これはとてもわかりやすい指標で、特にLevel4までは個人による差も小さく、有用です。
自分もパワートレーニングをはじめて以来、ずっとこれを指標にしてきました。
タイムトライアルを主体にやってきた(level4のトレーニングが主体)ので、特に有用でした。

が、この算出方法、大きな問題を抱えています。
FTPを元に算出した出力でトレーニングをやってみて、これ、絶対無理と思ったことありませんか?特に高出力のトレーニングで。(逆に楽すぎる、と感じる人もいるはずです。楽すぎる場合には、FTPが正しく測れていない可能性もありますが、下図の左の人のようにFTPに対して短時間の出力が非常に高い、という場合もあり得ます。)


FullSizeRender


上図は、二人の異なる人のMMPカーブ(PDカーブ)だと思ってください。
二人ともFTPは200Wです。これに基づいて、Level 5を算出すれば、二人とも同じ数字になりますよね。
しかし、グラフの短時間の出力は大きく違います。つまりLevel5のトレーニングをした際に左の人では負荷不足、右の人では負荷過大になる可能性があります。

WKO4ではPDカーブから各レベルのトレーニング出力を算出しますので、上図の二人には、それぞれ異なるトレーニングレベルが示されます。

Coggan's iLevel
スクリーンショット 2018-12-03 14.05.45


WKO4を使っていない場合、例えばゴールデンチータをお使いならば、CPカーブからそれぞれの持続時間、出力をみて、目標出力を決める、というのを、強いチームメンバーはすでにやっていました。
Level5以上のトレーニングの際には参考にすると良いと思います。ご使用のソフトでCPカーブなどを表示させて、FTPから計算されるトレーニング出力と比較してみてください。
WKO4ではさらに、繰り返し回数、リカバリータイムも提案してくれます。この算出式も(多分)公表されていません。

FTPはTTやヒルクライム(チャンピオンクラスはロードレース的な要素が強くなってきているので別)ではとても有用な指標です。また、エンデューロなどで集団についていくことができない時のトレーニングの指標にもなります。パワートレーニングではFTPが非常に注目されてきましたが、FTPだけではロードレースでは勝てません。加えて、その上のレベルのパワートレーニングが必要、そして、これまでのFTPの何%というトレーニング目標は必ずしも的を得ていない可能性がある、ということです。


まとめ:FTP以上の領域のトレーニングの出力設定は、これまでのFTPの何%という推測では適切でない可能性があるので、WKO4で算出するか、CPカーブなどから出力を見直すと良い。

1. FTPの再定義(WKO4)

WKO4を使ってきて頭の中がまとまってきたので、シリーズで書き留めておきます。

1. FTPの再定義

Q. FTPとは何か

a)1時間持続できる最大のパワー
b)(ある程度の長時間)持続できる最大のパワー
c)プロトコルに基づいた20分での最大パワーの95%
d)ある程度長時間持つギリギリ頑張ってないパワー
e)死なない程度で持続できるパワー
f)Mapテストでの結果

チーム員の協力を得て得たアンケートの結果、
a)65%
b)10%
c)5%
d)5%
e)5%
という結果でした。

例えばa)、色々な方法(1時間の実測除く)で測定した自分のFTP、本当に1時間続けてたみたことありますか?できそうですか?
てきないとしたら、根性が足りないだけなの?

ですが、チコちゃんは知っています。ではなくて。

どれも間違いでは無いのですが、FTPの定義は
b)です。

このとても曖昧な表現に意味があります。
MMPカーブ(Mean Maximal Power Curve)やPDカーブ(Power Duration Curve,WKO4)は、縦軸に出力、横軸に持続可能な時間をとります。言い換えると、それぞれの持続時間での最大出力を示します。
MMPカーブは走行データをためることで作成されていきます。例えば20分走行でベストを出せばそこの出力が書き換えられます。PDカーブはMMPカーブに基づいて算出されますが、その計算式は公表されていません。
FullSizeRender
このカーブは上図のようにS字状にになります。
このカーブの水平部の最大時間、が「ある程度の時間」になります。
これには個人差があって、30分の人もいれば1時間以上の人もいます。
したがって、FTPの持続時間は1時間、ではなく、個人によって異なる、ということになります。
WKO4ではこの「ある程度の時間」をTTE(Time To Exhaustion)と定義しています。

FTPを表現する際には、293W、TTE43分20秒、という表現が正しいことになります。

まとめ:FTPとは、ある程度の時間(TTE)維持できる出力のことで、TTEには個人差がある。

南房総の新しいパン屋さん。Aji pan

職場のすぐ近くに新しいパン屋さんができてました。
メインストリートからちょっと入ったところにあるので、今まで気づかなかった!2018.2月オープンだそうです。HPはこちら
豆カレーパン、カツサンド、たまごバジルパンと食べたけど、どれも安くておいしー。
次はクリームパンとピロシキ食べたい。

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セオフェス2018 2時間エンデューロ後にシニア中・上級に。

祝日の金曜はセオフェスに。家からだと近いのですが、当直明けで職場から直行。しかも救急対応であまり眠れず。レースに支障がありそうなら途中でやめる、と決めて参加。
駐車場は第1にとめられてラッキー。自転車とローラー、リュックにマット持ってピットへ。
まずは受付、とお荷物のまま長い受付の列に並んだら、受付前に試走可能というアナウンスが流れたので、並ぶのやめて試走することに。
チームのピットに荷物置いて、とりあえず試走。
まだ一部路面はウエット。しかも、一番長い下りかウエットなので、尻がビチャビチャに。前乗りで下るようにする。

一番曲率のきつい4コーナーはセミウエットだけど、滑らない。ブレーキ不要なのを確認。

改めて受付して、タグを取り付けようとしたら。あらー、マドンのフロントフォーク太すぎてタイラップが回らんw仕方ないので二本使って、チームエンデューロ参加の人たち(アンクルバンドなのでタイラップ使わない)からタイラップもらって取り付け。

招集かかって整列、まずは2時間。
落車に巻き込まれないように前から10番目くらいキープして走る。だいたい30分くらいで緩むはず。が、4時間の先頭が追いついてきて、ペース全然緩まない。脚のある人が増えて後ろに追いやられてしまい、インターバルかかるのでさらにきつく。40分までは耐えたけど50分でホームストレートで降りることに。
そしたらその直後の周回で緩んでたw我慢が足りなかったわー、でもまたそのあと上がってるんだろな。

ピットて少し休んでから第2?集団に合流。ここは楽。時間まで淡々と走って、サポートに回ろうと思っていたけど、結局役に立つことなかった。

お昼はビーフシチューとジャークチキンとシュラスコ。腹一杯w


しっかり休息して、シニア中・上級クラスに。今年初参加。チームからは師匠。知り合いはAPEXのたけさん。あとは名前見たことある人は数名。

スタート、先頭に出たらそのまま一周ひくことになったw2周目に入って見かねた師匠が、後ろで休め、と先頭代わってくれる。

このクラス、流石にみなさんうまくって、安心感高い。チーム練習のように安心して走れるわー、一人ふらつくかたいましたが、あとは、みんな上手い。

3周目で先頭に出て踏んでみるが、全員揃ったまま。こりゃあかんな。師匠に行くならガツンと行かないと、マークされてるし、といわれ、その通りと思いつつ。後ろから「沖縄ちゃんぶ」ってささやきがきこえてくるしw

これは単独逃げは無理、と判断して集団で休む、ってか人数少ないし休めないw
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最終周回の最初の登りでタケさんが上がっていき、見る間に差がつくが、当然集団は追うのでついていき下りで吸収。

そこからは牽制入って緩む。
最終コーナーで二人先行、師匠がすっと前に上がってくれて、後ろつけ、と。
なんとか張り付いて、残り200mくらいで発射する。
が、届かず、危うく刺されそうになりつつ三位。

リードアウトしてくれた師匠はしっかり6位、すげー。

この展開になった時点で、自分がリードアウトして師匠を発射した方がずっと可能性が高かったはず、次回はしっかり作戦練っていこう、と誓ったのでした。
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旧型シーコンをスルーアクスル対応仕様に改造する方法。

自分はTdOに間に合わせるために結局シーコン3.0を購入せざるをえなかったのですが。

旧型シーコンを改造してスルーアクスル対応にできないか?と言うのは考えてました。
今回、3.0に自分のTTバイクが収まらない事案が発生して、このブログに書いたところ、かりかりさん、と言う方から解決方法を教えていただきました。



A
mazon USAから買った方が安いかと思って注文してしまったけど、Amazon Japanに売ってた、しまった。

で、上の品なのですが、クイックエンドに固定するスルーアクスルアダプター。写真は15mm用。で、12mm用もあるので、これを使えば前輪側のスルーアクスル化は解決。
(自分が15mm用を購入したのは、かさ上げ、に使うため、15mmスルーアクスルに15mm-QR変換を噛ませてクイックリリースとして使うため。12mm-QR変換の100mm幅のものは見つけられませんでした。)
ただし、ハンドル・サドルの位置は高くなります。52cm、54cmサイズのバイクなら、シーコン高さかなり余裕あるはずなので大丈夫だと思いますが、大きいサイズのバイクだとシーコンの天井がつかえる可能性はあります、要確認。

問題は後輪側。
原理的には同じ方法が使えれば、シーコンには全く手を加えずにスルーアクスル対応にできるはずですが。しかし後輪用のものは見つからず。溶接できる人なら自作できそうではあります。

もしかして、これで直接固定可能??





スルーアクスルの代わりにこれを使って固定できる?
(結果は後日ここに書きます。これで固定できるなら、シーコン買い換える必要なかったことになる・・・)


そして、ぶった切っちゃえば色々可能性が。


こんなの固定できればなー。

ディスクブレーキ エアロ ロードバイク での 飛行機輪行

マドンSLRでの初レースがツール・ド・おきなわ。

TdO自体も初参加、初づくしでしたが、結果よければすべて良しw。

幸いトラブルなく帰ってこれましたが、懸念したことはいろいろありました。

まずは、ディスクブレーキ関連。
飛行機での移動にともなって、ローターがまがったり、とブレーキ周りのトラブルがでないか?
ディスクローターをはずして輪行する、という手もあるようですが、面倒くさいw。なので、このツールを購入して持参、使わなかったけど。


ダミーローターつけずにブレーキレバー握り込んでパッドが戻らなくなったときにこじ開けるのがついている。

ダミーローターはメーカー(シマノ)付属のでもいいけど、輪行用にこれを。メーカー製のは車載のときに使っているし。


ゴム紐ついていて便利。

ローターにチェーンオイルついたりすると危険なのでこれも。
ローターカバー。

で、バッグはこれ。スルーアクスルでの使い勝手は以前書いたとおり。
一つ、重大なことが!TTバイクでの遠征があるのでトライアスロンモデルを買ったのですが、自分のTTバイク入らない!RIDEAの非真円ギアつけているからか、シーコンのフレームボードとチェンリングが当たってしまい、クイックエンドを嵌められない。浮いてしまっている状態。これ、どなたか解決方法知りませんか?古いの処分できない、二個もシーコンいらないよう。
あと、チューブレスタイヤなので、パンクにそなえてパンク修理剤などもっていきたいが、、飛行機に持ち込めないので、CO2ボンベのみもっていった。修理剤は最悪現地で手に入れることにして、ビード上げるのにCO2ボンベ必要なので。

現地入りしてバイク組んだ時はまったく問題なし。

帰宅してからバイク組んだら、前ブレーキからイオン。周期的にかするような音。
あーまたブレーキ調整かー。ブレーキ握って調整しても音消えず。結局、ライトあてて微調整して、完全に音消えないところで妥協。
走り出したらきえました。ちょっとくらいの異音なら走行してるうちに消えるらしい。

で、こんなツールも入手してみた、まだ使ってないけど。
ディスクローターセンタリングツール。

ロードバイク スキルアップトレーニング by 福田昌弘

すでにみなさん読んでらっしゃるかとは思いますが。




福田さんにはハムスピでお世話になったり、ペダリング論議をしたりで以前から時々お話させてもらってます。一番はじめにあったのは楽しかったJCRC三宅島だったかと。
で、本をだす、って聞いた時に心配になった。
いつも二人で話していると、医学用語がバシバシ出て、解剖学の知識がないとわからない話がバンバン出てくる。これ、一般の人には、何話してるかもわかんないのでない?と言うレベル。
なので、本をだす、と言うのを聞いた時、理解できる人がごく少数なのではないか?と心配した。

が、実物見たら、全く不要の心配でした。

僕と話している時だけ難解な話をしてたのかw。

とにかく、この本は読みやすいし、理解しやすく作られている。細かい解剖の知識も要求しない(アスリートにとっては本来どうでもいいことですしね。共通用語部分くらいわかれば十分ですね。)。目的が明確にされている。

そして、切り口が今までにはなかったと思う。多分世界初でないかと。

ちなみに、僕はまだ全部終わってませんw。冬も進めていきたいと思います。

あ、一つだけ不満があった。紙じゃなくて電子本で出して。そしたらどこでも実践できるから。

ツール・ド・おきなわ50kmフィフティに参加、その3(最後)

ゴール後、レース観戦してたら、歩道を歩いて来る人たちが。
なんとOnoさん含む有力者たちが、自分が逃げた直後に落車にまきこまれていたそう。骨折などのおおきな怪我はなさそうなので不幸中の幸いでしたが、自分の逃げが契機になったようなので、申し訳ない気持ちにも。みなさん早く回復されますように。
フォーティー5連覇の白鳥さんともお会いできて、健闘を称え合う。

結果としては、今年の50kmレースの一番時計になりました(もちろん自分の力でなく先頭をひいてくれていたみんなの力です。)

会場でSAVASの抽選やってたのでガラガラ回したら、金の玉でたーw。
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表彰台のりたかったのですが、フライトの時刻の都合で、事務局にお話させていただいた上で帰路に。
道の駅ハシゴしてもずく天(絶品)食べたり、お土産買ったりして余裕を持って空港に。今回はいつものような帰宅レースをせずにすみました。

帰路途中で、おきなわタイムスさんから電話をいただき、インタビューしてもらう。で、写真送って、って言われたのですが、サングラスしているのしかなくw。空港でジャージに着替えて撮影w。
小川さん、おきなわタイムスの写真ありがとうございます。

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以下、パワーデータ。集団でぬくぬくしすぎか?

50kmフィフティ
1時間15分28秒(LAP CLIP)
41.1km/h  195W (STRAVA) 
NP266W 87rpm 156bpm max188bpm L/R 49/51(WKO4)

以下STRAVA
やぶ 1分8秒 316w
水族館坂 2分20秒 366W
今帰仁の坂 4分30秒 277w(よく千切れなかったなー、この出力で)
ジャスコ坂 1分7秒 373w

ゴール前2.7km 3min.21sec. AV365W NP380W Max750W 88rpm 170bpm(Max185) L/R52/48
 おきなわゴールスプリント区間(400m) 35秒 345w

<うまくいかなかったこと>
 初参加なので、RouteLabからコースデータダウンロードして、落車ポイントなどのコメントをつけたデータを作成しておいたのだが、ガーミンに入れるの忘れてた。iPhoneからガーミンにデータ飛ばそうとしたが、なぜかうまくいかず。結局コメントなし、のコースデータでナビさせた。(結局14km地点だけ気をつければ、集団前方にいれば問題なかった)
 スタート整列地点にローラー持ち込んでアップしたのは、距離が短いことを考えるとよかったと思う。が、移動開始時間が思いの外早く(多分6:25くらい、6:30を予想していた)ローラーを預けられず、テントの隅に放置(もちろん畳んでケースにはいれました)
 ETCカード、羽田で車から下ろすの忘れた。(高速料金安いのでダメージ小さかったけど)
 前日飲み過ぎ、食い過ぎ、はいつものこと。
 スルーアクスル今回初投入、シーコンに収納するのにやや手間取った。幸い、機材トラブルはなし。帰ってきたら、前輪のディスクブレーキから音。調整し直そう。(目視ではディスクローターの歪みではなさそう)
 帰路の便で、ANAで初めて受託荷物の超過料金取られた。どうしようもないが。
 

<覚書>
ETCカード忘れずに。
アップは早めに終えてローラーを手荷物預かりに。(6:20には預けて整列し直す)
コースデーターは作成したらさっさとガーミンにいれておくこと。
会場の「そば」の類はしょぼい。食べてないけどタコライス、とかのご飯物の方がまし?
スーパーで買った、ホーメルの軟骨ソーキの煮付け、はうまかった!!また食べたい。
那覇のANAの手荷物検査機はシーコン立てたままで通せる!検査員は横にしようとするが立てたままにしてといえば通る。



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ツール・ド・おきなわ50kmフィフティに参加、その2。

号砲とともにスタート。割と前めに陣取れたので、前に上がったら先頭にw。最初の左折を安全にこなすために先頭のまま。最初の短い登りはさほどペースもあがらず。自分がとまっている宿の前を通過、海岸線は景色よく気持ち良い。

機材は、

今回レース初投入の
Trek Madone SLR
Bontrager Aeolus XXX6
Bontrager R3 TLR 前後共6.5気圧

Pioneer Pedaling Monitor(ANT+デュアルモードで使用。SGX-CA500は地図出せないので置いて来た)
Garmin Edge820(地図表示で使用。データは表示せず)
Bontrager Ballista Hermet
S-works6 Road Shoes
SUNVOLT ワンピース(半袖)
Oakley Rader


数名はレースを高速化したい人達でスムースに先頭交代してくれるが、前にあがってきても先頭交代しない人もいて、ペースは上げ下げ。ペースが下がると後ろからわらわら人あがってきて落車のリスクが増す。なので、ペースはおとしたくないのよー。前ひかないならでてこないで、とお願いする。散発的にアタックあるが、すぐに吸収される、もう少し泳がせてもいいとおもうのだけどなー、単独なら。
自分も前半で自然に後ろが離れたので有力どころと逃げられないかとおもっていってみるが吸収されましたw。
前半に落車ポイントおおいので前目で展開。
14kmあたりの左手にザ・ビッグエクスプレスが見えるところは、落車回避のため先頭で。
本部大橋はみんなで声だしあって注意喚起しながら。
くだったあとの左カーブは左にポジションとって万一の落車回避(右側の車線がなくなるのでポールが立っている)。無事に通過。
下りカーブはとにかく慎重に。ぬかれても どうせおいつくから気にしない。いつもの走るシケイン状態ですみません。
一発めののぼりは先頭で入る。じりじりさがって30番手くらいで登り切る。で、平坦でゆるんだところで前へ。
この後のアップダウンからパインヒルズのOnoさん劇場。圧倒的な強さ。のぼりでもくだりでも平坦でも支配率高い、強い。Onoさんの逃げにだけ注意して、あとは登りで遅れないようにする。
今帰仁(なきじん)の登りでも先頭で入るが、ごぼうぬかれwされて30番手くらいで登り切る。
ここは重量級にはちときつかったが、なんとか大きな遅れはとらずにくだる。くだりややテクニカル(というほどのカーブはなかったけど)なところは安全策優先。ばしばし抜かれても気にせず。その後ゆるんだところで前にあがる。
最後ののぼりも前目ではいってじりじりさがるが、平坦でペースさがったところであがれた。

自分の脚質的には早い段階で逃げに乗りたかったが、昨年Onoさんが逃げをきめていることもあり、逃げは決まらず、スプリント勝負を覚悟。

でも、普通にスプリント勝負だと自分に勝機はない、と思われ。

どこかでしかけるしかない。

ラスト2kmちょい(あとでデータ見たら2.7kmでした)のところで一人飛び出したので、すかさずのっかる。先頭交代して二人での逃げを図ろう、と思ったら、そのまま単独にw。後ろとは20mくらいはありそう。
これはこのまま行くしかない。昔、館山のレースで独走優勝したとき、師匠から「いくしかない!」と声をかけてもらったことを思い出す、そう、いくしかない。

ラスト1kmの表示、だいぶ苦しくなってきた。後ろをチェック。意外に縮まっていない、いけるかもしれない。あと1分ちょいがんばれば、笑顔が見られる、と自分を鼓舞して回し続ける。呼吸は限界。

ラスト300mで勝利を確信。ころぶのいやなので、片手だけでガッツポーズでゴール。

先導バイクいたから優勝でいいんだよね?と半信半疑も、ゴール後黒ジャージの方に握手してもらって勝った、と実感させてもらいました、ありがとうございました。


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ツール・ド・おきなわ50kmフィフティに参加。その1。

落車が多いと聞いてずっと敬遠していたツール・ド・おきなわ。今回エリートからマスターズに移行したので参加。
出るからには上位を目指したいけど、50代選手層が厚く。

仕事休めないので一泊二日の弾丸ツアー。土曜日6時台発の便で沖縄へ。
新機材のマドンSLR初投入。これに伴って、シーコンも新調、ローラーもスルーアクスル に対応できるようにアダプタ購入。

いつものようにレンタカーはフィットを借りて、受付へ。スタート地点のすぐそばだと思っていた宿は思っていたよりも遠かったw。
チェックインの時間より早かったけれども、部屋に入れてくれて、しかもバイクも部屋に持ち込み可能でありがたい。部屋でシーコンあけてバイクを組む。さらに、グランドフロアのレストランをバイク置き場兼整備場所として解放してくれており、チェックアウト後はここでシーコンへのバイク収納をさせてもらえました。

バイクを組んで試走に。なにせ初参加なので。Youtubeで動画をみて、注意ポイントのチェックはしておいたので実際にみておくのが目的。
坂はゆっくり、疲労を残さないように。
基本右側を走っていた方が安全そう。唯一、14km地点(ザ・ビッグエクスプレスが左手に見えてくるところ)だけは右側にいるとあぶなそう。

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夕食はいつものように地元のスーパーに買い出し。グルクンとカジキの刺身とか、ジーマミー豆腐とか、ソーキとか、沖縄そばとか、ジューシーとか、どう考えてもカロリー摂りすぎw。

腹一杯くって、がっつりのんで22時就寝。
部屋が乾燥ぎみだったからか、飲みすぎなのか、2:30くらいで目が覚める。
その後はウトウトしたり目覚めたりを繰り返して4:30起床。
したくして、バナナとヨーグルトとパンなど食べて出発。5時くらい。

スタート地点までは下り〜平坦なので楽。ローラー担いでいく。
現地につくと(5:15くらい?)前から5列目くらい。気温は20℃くらいで寒くない。
協和発酵バイオのVELOXを飲む。

整列場所でローラーでアップ。
アップおわって手荷物預かりにローラー持って行こうとしたら、なんと移動開始(6:25くらい?)こりゃ間に合わないので、テントの端っこにローラーおかせてもらって移動w。なくならないといいなー(大丈夫でした)。

順番に各カテゴリーがスタート、50kmフィフティも定刻スタート。
(つづく)








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ディスクエアロロード導入でのあれこれ 追記。

書き忘れてました。

<スタンド>
後輪を挟み込むタイプのクイックエンド用のスタンドは使えません。スルーアクスル受ける側の表面つる、っとしちゃっているので。

自分はもともとこのタイプ使っているので支障なし。


<ローラー台>
三本ローラー、四本ローラーをメインに使っているので自分は支障ありませんが、通常の固定ローラーを使っている場合にはアタッチメントが必要になったりするようです。

自分は、レースのアップ用にこれ使っているのですが、

中古で買ったのでスルーアクスル用アダプタを別途購入しました。

ディスクエアロロード導入でのあれこれ

マドンSLRをメイン・ロードバイクにしたので、ディスクブレーキロードバイクの導入に伴うあれこれを。追加出費が結構必要になるかもしれないので、ご参考まで。

<<機材>>
これまでのリムブレーキのホイールはつかえない。
 ハブを交換すればいけるのかもしれないが。

<車載用の固定具>
 初期型のVergoは使えず。(なんとか使えないかと試してみたが、結局買い換えることにした。下のVergoTFスルーアスクル用クイックを使うとなんとか使えないこともないのだが、やめた。どうしても使いたければ(マドンの場合)フロントフォークのスルーアクスルの受け側(ねじをきってある方)にスルーアクスル用クイックの12mm径の部分がはまらない(ねじをきってあるぶん微妙に狭い)ので、このクイックの12mm部分の金属を削って細く加工すれば使えると思う、が自己責任で。



VergoTFに買い替え

 買い換えればもちろんスルーアスクルで使えるのだが、スルーアクスルの固定は、ねじどめ、なので、シャフトをぐるぐる回す必要がある。が、これが簡単では無い。レバー部が当たってしまうので、ぐるぐる回せない。VergoTFの場合、台座をバーから外すか、台座をある一定の斜め方向に向けると回せるが、ちょっと面倒。げたを履かせて高さを確保できればグルグル回せるのだが。 と思ったら、ちゃんとニーズを満たす製品出てたので注文しました。
 
ルーフ積みの固定具も古いタイプは対応していないと思われる。自分が持っているのは全滅(クイックリリース専用)

<輪行バッグ>
電車での輪行はほとんどしないので、まだ通常の輪行バッグは試していない。

ベクターウィング世代のマドン9での輪行については、こちらが参考になるかと。

飛行機・新幹線での遠征は年に数回。

 ディスクロードだから、ではないが、マドンSLRは(おそらくハンドルのキレ角の問題で)OS-500には収納出来ず。ハンドルばらせばいけるかもしれない。
 エアロコンフォートも初期型はスルーアクスルに対応しておらず買い替え。
これもなんとか改造できないかと考えたのですが。内径12mmのパイプを溶接してしまえば使えるとは思います。誰かやってください。自分は技術と時間がないので諦めて買いました。



TTメインなのでエアロコンフォートプラス3.0トライアスロン。出費大きい。そして、前輪側はクイックリリース用の部品を引っこ抜くだけでスルーアクスルに対応できるが、後輪側はそうは行かず。引っこ抜くだけだと「幅」が足りないので、付属の金属スペーサーをかますことになる。ちょっと面倒。

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指で持ってる銀色のアダプターを挟むことでシャフト長を延長することになる。(メンドクサイ)


ここまではデメリット面が目立ちましたが、メリットも。

 最大のメリットはスルーアクスル化。(追加出費の元でもあるが)安定感がまるで違う。
 ディスクブレーキの効きは確かによく、特に雨の日や、一般走行での危険回避には有効。一方ロードレースでは雨の日以外にはメリットなさそう。(前方での落車の回避に有効かもしれないが、後ろから突っ込まれそう)

デメリット
 エアロフレームにした影響もあるが、持つと重い。あきらかに。比較がエモンダSLRのせいもあるが、ずっしりと重みを感じる。平地走行では車重の差は感じないが、のぼりではやはりエモンダのような軽快感は感じない。

エアロロードは速いのか?問題。
 実は、あまり平地での速さを感じていない。初めてベクターウィングのマドン9に乗った時には、これはすごい!と感じたのだが、そういう感動はなし。自分のフィットネスが落ちているだけなのか、持った時の重さの印象なのか。冬になったら、マドンSLR、エモンダSLR、スピードコンセプト9.9Gen.1で比較してみようと思っています。エモンダSLRが軽快すぎるんだなー。


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