2018年08月

きました!concept2 BikeERG

きました!コンセプト2バイクエルゴ!
ソコソコの重さありますが2人で運べばたいして重くないです。早速開梱。
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で、組み立て。締めるボルト類は全てスター。もちろん工具も付いてきました。ネジを締めるのは位置合わせをきっちりする必要があり、1人だとちょっと手間取りそう。2人でやるとスムース。最後にサイコンのマウントをステム?にはめ込むんですが、ここは硬い!シリコンズプレー吹いてから上下交互に少しずつ押し込んだら入った!
きちんとポジション出しもしてませんが感覚で合わせてとりあえず乗ってみた。
フロント側に大きなファンが入っていて、ここの空気抵抗で負荷を与えているよう。ここに負荷調整のレバーも付いている。
付属のサイコンもちょっといじってみる。電池駆動。乗った感じはなかなかスムースにペダリングできて、自然な感じ。
GAMEってのがあるのでみてみると
500,1000,2000,5000mのTTがプリセットで用意されているので、早速500m TT チャレンジ!
なんと47秒、遅ーw

明日また色々いじってみます。たのしー。

パワーメーター3個付けw

朝練時にパワーメーターの出力比較をしようと、前夜に追加装備。サイコンも3個で。
車両はSpeedConcept9.9Gen.1。
1.Garmin Edge820 + Shimano DuraAce9100P
2.Explova X5 + Zipp Sub9 PowerTap
3.Garmin 735XT + PowerTap P1 Pedal

今回バンクでも使えるかな、とPowerTap P1 Pedalを入手、海外通販で格安だったこともあり。
で、近々やってくる、エアロバイク型トレーナーにもつけて、出力を比較しようかと。
そのために、P1Pedalの測定値が他のパワーメーターと変わりないものなのか知りたく。

が、735XTとP1Pedal、ペアリングできるけど、スタートしてもパワーが表示されず。
練習場所まで何度かペアリングしなおすがだめ。ペアリングしてクランク長の指定して、キャリブレーションもできるのだが。

結局練習では測定できなかった。
シマノ9100pとSub9のパワータップは比較できた。

帰り道で、もう一度試してみた。お、できました。
ペダリングして、画面を戻る際に時計画面まで戻ってしまうとだめみたい。
menuの画面からそのままスタートしたら表示されました。
で、その後帰路のデータを3つ重ねてみた。

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波形的にはまあまあかなあ??
値が低いところでの差がきになる。このためか平均パワーとかは結構ずれるな。
あとで数値は追加予定。

WKO4のPDカーブを眺めておかしいのに気づき。

WKO4のPDカーブを眺めていて気づいた。

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20時間までPDカーブがスムース。ブルベなんか走ってないのでこれはどう考えても変。
そこで、このおかしなデータ上で右クリック。(ワンボタンマウスだとSHIFTクリックだっけ?)

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すると、このデータの所在が出てくるのでこれをクリック。

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はいー、ストップボタン押し忘れて翌々日もワークアウトしているので間に大きな空白。
これ、2日分のデータに分けたいのだが、WKO4でできるのか?WKO3やGCではできたはずだが。
ググってもやり方わからん。

結局WKO4で完結するのは諦めた。
fit file toolsっていうHPがあって、ここでファイルを分割することに。
元ファイルをWKO4のファイルから持ってくる(自分はCyclosphereにあったのでそこからダウンロード)。このファイルをfit file toolsのHPでSection Removerを使って不要部分を切り取って1日分だけのデータに修正して別名で保存、を2回行えば二つのファイルに分割、ブランク部分は削除できます。
完成したファイルをリネームして、WKO4で読み込み。
読み込みの手順はFIle>Openでファイルを選んで、アスリートを選択すれば読み込まれます。

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直りました。Staminaも激減(今までが過大評価だっただけw)

WKO4はWKO3と違ってファイルの編集機能とかはほとんどなし。データ評価に特化していると思った方が良さそう。

これからzwiftを始める人のために!

これはいけそう!
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これから使ってみるので注目、です。(自分が売るわけでないので率直な感想でいきます)

WKO4 Buliding Functional Threshold Power and Stamina の覚書

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トレーニング指標とコスト・ベネフィットの関係。例えば、上図の右下に書かれている、パワーとFTP,FTPとFRC、など、どちらかに重点を置けば(得られる成長がBenefit)、他方が犠牲(Cost)になる。

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トレーニング指標の役割
 パフォーマンス:選手の能力とそのレースで要求される力
 トレーニング指標はこれを定量化する:Pmax,FRC,TTE,FTP,Stamina
 これら5つの関係は下図のようになる。
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定量化とは?
 パフォーマンス戦略
  レースタイプの選択
  レース戦略
  レース戦法
 トレーニング戦略
  トレーニング負荷
  トレーニング内容
  トレーニング目標
  トレーニング量とレスポンスの追跡

FTPを向上させる
 
 mFTP  Moedled Functional Threshold Power (算出された擬似的な、疲労せずに持続できる選手の最大一定パワー)

 FTPは1時間持続した最大のパワーとか、1時間のNPの最大値とか、20分の最大出力テストの95%とか、で計測、推定されてきたが、個人差があって、必ずしも正しくない。

 なぜFTPが必要なのか?
  ・レースで勝利するのに必要な、最も重要な単体指標
  ・トレーニングレベルを決める基礎値
  ・体力の向上・低下を追跡する身体指標

Threshold(域値)を理解する


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VO2Max,FTP,LT2,LT1の関係について。

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の辺の用語については書いています。結構混乱して使われています。(ここでの使い方はクリア)
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結局、シンプルに、理解しやすくするために、FTPとVO2Maxに注目する、ということ。

FTPの向上と天井。
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FTPを向上させるトレーニングを続けると、FTPはVO2Maxに近づいていき、やがて頭打ちになる。


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そこで、いわゆる、天井をあげる、作業が必要になる。FTPをより向上させるためには、無酸素域のトレーニングをして天井をあげてやる。

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短期、長期のトレーニング共に、LTが最も伸び代があり身体的コストも安い。


TTEを伸ばす。
 TTE(Time to Exhaustion):FTP相当の出力で持続できる最大時間

 ん?1時間じゃないの?→FTPは、有酸素系の出力、と再定義している。(無酸素系はFRC)これまでの20分法などは無酸素系と有酸素系の出力の合計を見ているために、個人間での差が大きい。(PDカーブを見ると定義を理解しやすい。下図で青線のFRCと緑線のFTPを合わせたものがPDカーブになる)




 WKO4では、tte(meanmax(power))だと選択された期間で「時間」を算出、tte(meanmax(power,90))だと過去90日間での「時間」を算出。

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赤線はPDカーブ。矢印が示している、紫の縦線がTTE。右上に数値が表示されていて、38分35秒。
青線はFRC(無酸素系),緑線はFTP(有酸素系)
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TTEはFTP相当のパワーへの疲労耐性。矢印を上に動かすか、右に動かすか。(下図)mFTP,Stamanaに影響。(Extending the curveはPDカーブが落ち込まないようにする、要はTTEを右側に伸ばして(曲線を右に移動)やる)

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あるポイントの出力をあげる(Intensive:矢印を上に動かす)ことに注目しがちだが、右に動かすこと(extensive:持続時間を伸ばす)視点も重要。これがTTEの進歩を示す。

FTP&TTE ワークアウト

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上図の通りだが、Long Tempoの方でTTEで継続時間を決めているのがミソ(MS2でFTPの85%でなるべく長時間、目標はTTEの150−200%)
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Tan Tempoでは5%出力が落ちたら終了、だが、少なくともTTEの150%の時間までは継続する。TTE SSTでは83−93%FTPで110−125%TTE時間を2−3回繰り返す。インターバルはTTEの105%時間。

TTZ:Time in Training Zone

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FTP/FRC Edge Intervals
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上図のアスリートだとMS1は1分、619Wがターゲットになる。

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スタミナ
 長時間・中強度(例えばsub-FTP)での疲労耐性の指標。単位は%で0−100。多くの人は85−95%に分布。

なぜスタミナが必要か?
 長時間での出力低下を抑える能力だから
 長時間でのPower Duration カーブの低下を防ぐ。(下図、赤枠の部分)
 高コストであることに注意!
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下図で2時間の部分に着目すると、FRCはわずか2W。2時間コンスタントに走る練習をしても、FRCの向上にはほとんど役立たないことがわかる、これが高コストである理由の一つ。
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Aerotune

1km往復でCdAを算出してくれるサービスみたい。HPはここ。
誰か使ったことあります?

Coaching with WKO4 #2iLevels and Beyondより覚書

トレーニングシステムへのチャレンジ

トレーニングの要素 
 Intensity(強度)Volume(量と頻度)Rest(休息、どのくらい)

チャレンジ:Threshold/FTPベース
 データを用いて一般的なルールを導き出す。⇨当てはまらない人もいる。 
⇨より良い一般化できるシステムが必要。真に個別化する必要がある。

個別化の要素
 Strength: Neuromuscular Power(神経筋パワー)、Force(力)、Strength(強さ) 
 Metabolic: Anaerobic Capacity(無酸素能力),Aerobic Capacity(有酸素能力)
 Fatigue(披露): Endurance(持久力),Stamina(スタミナ),Resistance(抵抗力)

Power Duration カーブ:パート2
 Sigmoid Curve(S字状のカーブ)を描く。
 なぜSigmoid Curveなのか?
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  エネルギー・システムの観点から
   3つのシステム(二つの無酸素系(ATP-CPと回答系)と有酸素系  
   個人個人で3つのシステムの働き方は異なる。
   3つのシステムは線形に、あるいは直線的に移行するわけではなく、カーブを描く。
   一度に1つのシステムだけが働くわけでなく、3つのシステム全てが貢献している。
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(青がATP-CP,赤が解糖系、緑が有酸素系がメインで働いている部分)

個人のエネルギーシステムがどう働いているかを見るために
FTP-Contribution withTTE
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青い線がFRCで無酸素系のパワー、緑が有酸素系のパワー。二つ合わせると赤のPDカーブになる。

MLSS:Maximal Lactate Steady State
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FTPは有酸素パワーで、MLSS(最大乳酸閾値)と相関する。FTPはあくまで有酸素パワーであり、(無酸素系との)複合パワーではない。
(*これまでのFTPモデルでは有酸素域しか評価されないために、トレーニングモデルから外れる人が出てくるということのようだ。)

トレーニングの進化
 ランダムなトレーニング→一般化したトレーニング→個別化トレーニング

Individual Training Footprint
 そのアスリート独自のフットプリントに基づいた個別化トレーニング
  アスリートの持っている身体能力を定量化して観察する
  特徴的な長所と短所を見つける
  パワーや心拍だけでなく現在の潜在的身体能力への適応を測定してDose-Response関係(トレーニング量と身体の反応の関係)を評価する。
  レスポンスと適応の洞察を高める

トレーニングを個別化する:iLevels

 FTPベースのトレーニング・レベルは、FTPの何%という指標。
 例えば、Level3はFTPの76−90%といった風で、個別化されない。
 Neuromuscular Powerに至っては、Maxである。
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上はMMPがFTPの何%に当たるか、のグラフ。持続時間が短いところほどバリエーションにとんでいる。例えば10秒では、FTPの250%から400%以上まで、と幅広い。
30秒のところを見ても幅広く、これはFTPベースのLevel6(121−150%)では網羅できない。

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上の図の五本の横線はFTPベースのトレーニングレベルを表している。
FTPレベル以下(赤丸)では個人間のばらつきは少なく、FTPベースのクラシックトレーニングが有効。一方でFTPレベル以上(青丸)ではばらつきが大きく、クラシックトレーニングでは対応が難しい。

iLevels (i;indivisual)
 個別化の革命ではないが、進化である。
  FTPはトレーニングレベルのアンカー(基礎部分)
  トレーニングレベルは%で示される
  ベルカーブに基づいて範囲が決まる
  範囲はIF,TSS,PMCなどに基づいて決まる

二人のライダーのPDカーブを示す。横線はクラシック・レベル。一人目はジェーン。

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二人目はジョー。短時間の出力が大きく違うのでグラフの形が違って見える。
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が、縦軸を揃えてみる(ジョーの短時間出力はスケールアウトして見えなくなる)

スクリーンショット 2018-08-25 15.06.21
と、よく似た形に。
実際にクラシック・レベルを比較すると、

スクリーンショット 2018-08-25 15.05.08
ジェーンとジョーは同じトレーニングをすれば良いのか?

そこで、iLevelで比較。

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FTPレベル以上(Level5以上)での違いが明確になった。

クラシック・レベルとiLevelの比較。

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7aはロングスプリント、7はショートスプリント(200mとか)

PDカーブの算出法は秘密だが、
特徴的なポイントがある。
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エネルギーシステムでいうと、下図の星の部分。

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エネルギーシステムと対応時間。
運動強度によって、動員されるエネルギーシステムの割合が変わる(下図)
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これらを元に、

最適化したインターバル Optimize Interval
Tiz:Time in Zone

スクリーンショット 2018-08-25 15.41.47
インターバルトレーニングの指標、左から
レベル、エネルギーシステム、持続時間、目標出力(高)、目標出力(低)、繰り返し回数、総滞在時間(目標ゾーンの総時間)、リカバリー時間


Coaching with WKO4,Part 1 The Model αnd the Metricsから覚え書き

Critical Power Model FTP
Power-Duration Model より優れたアプローチ
PD Curve(理論値)とMMP Curve(90日の実測値から)
 PDカーブはS字を描きMMPとかなり一致。
 なぜPDCモデルなのか?
  X様々な持続時間で予測したパワーでより良いJOBができるように、ではない。
  あるアスリートの運動生理をより理解して、個別性の高いトレーニングに結びつけてパフォーマンスを高めるため。

代謝経路
 無酸素系: ATP-CP(Creatine Phosphate)系、解糖系(炭水化物)
 有酸素系: 酸化系(脂肪、CHO(コレステロール?)、蛋白)

WKO4のチャート、FTP contributin TTE
 赤がPDカーブ、青がFRC、緑がFTPカーブ。FRCが無酸素系、FTPカーブが有酸素系の出力寄与を示す。(つまり、青+緑=赤)
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予測と生理機能
 最終的なゴールは予測を本当の生理的機能に近づけること、なぜなら。
  予測モデルは過大評価しがち
  トレーニング各段階での個別化
  隠されている(十分発揮されていない)生理機能を引き出す
  持久的トレーニングにおける量ー反応関係の追跡と理解を改善。

WKO4の内部計算は秘密だが、信頼性は高い。例えばCP1-10は8.5±2.6%,CP3-30は12.3±4.5%に対してWKO4modelは0.3±0.1%

トレーニングに対する反応は複合現象である。なので、CPやFTPだけを見るのでは足りない。

Power Durationの測定指標
 Pmax,FRC,mVO2max,mFTP,Stamina,TTE,mFIber Type
 これらからの総合指標としてPhenotype(all rounder,Sprinter,Pursuiter,TTerなど)
 Pmax:非常に短時間発揮できる最大パワー、単位はW,W/kg。少なくとも両脚でのクランク1回転を含む。ATP-CP系。Max Powerに対して、少なくとも1回転とすることで、データスパイクを除外しやすくする。1秒Maxだと例えがばケーデンス50では一回転分の測定がなされない。5秒Maxは疲労が含まれてしまう。
 Pmax標準値
  男性 平均1211 low 939 medium 939-1483 high 1483
  女性 平均988 low 676 medium 676-1299 high 1299

 FRC(Functinal Reseve Capacity):FTP以上で疲労せずに続けられる仕事量、単位はkj、J/kg。FTPに基づく。
  これに対してAWCは筋肉に蓄積されたエネルギー(ATP,クレアチン、グリコーゲン、ミオグロビンに結びついている酸素)だけで発揮できる総仕事量。CPに基づく。
 FRC標準値
  男性 平均18.2kj high>22.9kj medium 13.5-22.9kj low<13.5kj
  女性 平均13.2kj high>17.2kj medium 9.2-17.2kj low<9.2kj

    J=W x s なので、400w 5秒なら2000J(2kJ)に相当。FTP以上のパワーで持続できる時間を推定できる。ただし、Pmax以上の時間は推定できない。

   FTP以上で走行するとバッテリーが減るように消耗していき、空になるとFTP以下での回復が必要になる。

 mVO2max(modeled VO2max):推定最大酸素摂取量
  なぜVO2maxが重要か。心肺系の仕上がりと、有酸素エネルギー(ATP)生産の上限 を示す。

 mFTP(Modeled Functinal Threshold Power)
  一定の時間疲労せずに持続できる最大パワーの推定値。
  mFTPの標準値
   男性 平均319W low<265w med 266-372 high >373
   女性 平均247W low<215w med 216-279 high>280
  FTPは偉大な指標だが、performance向上の唯一の指標ではない。
  s-FTPにm-FTPを使用しているなら、3−5WmFTPに変動があったら、s-FTPを変えた方が良い。

 TTE:Time To Exhaustion
  FTP相当の出力を維持できる最大時間

  FTPを改善するトレーニングをすると、擬似的な時間(例えば20分)のPDカーブをあげることになる。一方、FTP相当の出力で維持できる時間を延長できるトレーニングをすれば、TTEが延長する。

 Stamina:中強度(例えばSubFTP)で長時間の運動での疲労耐性の指標。%で示され、おおよそ70−90%におさまる。

トレーニングをするにあたっては、コストとベネフィットを考える必要がある。
事例
 スプリントトレーニング:Pmax,FRCは向上、VO2Maxは変わらず、mFTP,TTEは下降。
 クリテリウム、1Dayトレーニング:Pmaxは変わらず、FRCは向上、VO2Maxはやや向上、mFTPは変わらず、TTEは下降。
 TTトレーニング:Pmaxは下降、FRC、VO2Maxはやや向上、mFTPは向上、TTEは下降。



5月頃からZwiftPowerにリザルトが出なくなってる方は。

5月くらいにZwiftPowerのapiが更新されました。その際にちょっとした手続きが必要だったんですが、それをやっていない人はZwiftPowerにリザルトが反映されません。
自分はJZMRにしか参加していないので、ZwiftPower全然見てなかったのですが、案の定5月23日以後のリザルトがありません。
で、調べたらFAQに出てました。リンクはここ

ウェブブラウザでmy.zwift.comを開く。
settingを開いて、Connectionsを選択。
ZwiftPowerのところのOpt-Inを選択。

これを行ったのちに、
ウェブブラウザでZwiftPowerを開いて、
Settinngを選択。(自分はZWIFT IDを書き留めておいて、一度ZWIFT IDをRemoveしちゃいました)
ZWIFT IDを入力してConncetを押すと
4桁の番号が表示されます。

これをiPhoneなどのZWIFT MOBILE LINKのプロフィールで姓の後に追加。(多分ZWIFTアプリでも可能だと思う)

ZwiftPowerに戻って、Conncet my accountを押すと、
Zwift ID has been verified. You may now remove the 4 digit code from your name.
と表示されるので、再びMOBILE LINKなどで4桁コードを消去すれば完了です。

よく見たら、ZwiftPowerのページの右上にちゃんと表示さてますね、気づかなかったw。




土曜、千葉県自転車競技選手権。

最後の千葉競輪場500mバンクでのレース。
次は2年後屋内250mバンクに生まれ変わってからのレースになるはず。

本日は2種目に参加できるので、1Kmタイムトライアル、3Km個人追い抜きに申し込み。

機材はいつものCervelo T3に前輪Aeolus 7TLR+VIttoria Corsa Speed TLR、後輪Zipp Super9 Clincher+Vittoria Corsa Clincher(こちらはピストでは初投入。前日ロードからコンバートした)。
ヘルメットはGIRO AeroHead、ジャージはWaveone長袖ワンピース、グローブとシューカバーはBioRacer。シューズは2016S-Works。

まずは1000mTT。発走機で。
伊勢崎選手に教えてもらったスタート仕方を一応イメージしたが、全然できてないw。相変わらずスタート遅すぎ。ゴールしても咳き込むこともなく。

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結果、1分13秒21、5位。

お昼休憩は、恒例の車券売り場の売店巡り。
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かき氷(いちごみるく)も買ったけど、美味しくて写真撮り忘れ。

次は3000m。メンバーをチェック。自分は最終発走。
1000mTTのタイムでだいたいの見当をつける、が一人見逃してた、自分と同時に走る高校生w。
後から見たら自分より1000mTT速かった。

通常速い人がレース終盤に出走となるし、何れにしても個人追い抜きだから、相手に勝たないとダメなので、相手の位置をチェックしながら走る必要はある。

スタート。今回は結構うまくスピードのせられた感じ?が、2周目にして早くもたれたw。こんなに早くたれたのは初めてだw。スタートで筋力使いすぎたのか?まあ、我慢するしかないので、極力ケーデンスを落とさないように走る。
前方視界に相手はまったく入ってこない。スタートラインで反対側(ホームとバックで同時スタート)をチェックするしかなさそう。

4周めあたりから相手の位置をスタートラインでチェック。多分20mくらい先行しているのでこのままキープすれば勝てそう。そのままキープで最後まで。
が、実は最終周回で相手の高校生はペースアップをする余地を残していたらしく、かなり追い上げられたらしい。

結果:1位 3分47秒80 (2位と1.4秒差)

なんとか勝てました。

次のトラックレースは千葉県民大会(10.21、松戸競輪場)の予定。

WKO4でスパイクしたデータを修正する方法(新方法)

以前にも同じお題で書いていますが、最近FTPの急上昇があり、mmpカーブにてみたら瞬間パワーが2000wごえ。修正の仕方忘れてしまったのでWKO4のヘルプ見たらやり方簡単になってました。
お使いの方はある程度の英語力のある方が多いでしょうからあまり役に立たないかもしれませんが、要点だけ書きます。
原文はここ。画像は原文から拝借してます(問題あれば消します)

異常なデータやスパイクが存在している指標
 mmpカーブやPDカーブで異常に高い出力がある
 画面左側の氏名の脇に、選手タイプ(all rounderとかTTerとか)表示されない
 mFTPが表示されない

おかしなデータがあるのがわかったら、どのワークアウトにそれが含まれているのかを突き止める。
 アスリートの階層(個別のワークアウトの階層でなく起動時に表示されるページ)で
Power Spikes & Bad Data chart pack を WKO4 Chart Libraryから開く。

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ほとんどのスパイクは5秒以内のパワーデータ。このチャートではピークパワーの数値を表示、下方にはmmpカーブを表示。データが正常ならばトップ5のピークパワーは最大ピークパワーの90〜95%に収まっているはず。収まっていないなら、最大ピークパワーがスパイクである可能性が高い。この時、mmpカーブでも突出が見られるはず。
スパイクを右クリック(マックではCtrl+右クリック)すると(mmpカーブの突出部分を右クリックでも良い)、そのデータを含んだワークアウトが表示されるので、クリックする。当該ワークアウトが表示される。
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ワークアウトの階層では、Data Spike ID and Fix Pack をWKO4 Chart Libraryから選択。
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チャートでは自動的にスパイクを表示。sFTPの400%以上は赤、300%以上は緑、200%以上は紫でひょうじされる。あかのバーをクリックすると下段のセンサーデータリポート内にスパイクデータがしめされる。
スパイクを修正するにはダブルクリックして正しい値を入力。

全て修正し終わったら左上の←を押してアスリートの階層に戻る。うまくいっていれば、ピークパワーは90〜95%以内に収まりmmpカーブもスムースになっているはず。選手タイプとPmax、FRCも表示される。
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