2015年07月

その後のAppleWatchと、カバー類。

起床時の心拍測定用に買ったAppleWatchですが。

これ、電池が一日しかもたないので、基本寝ている間は充電。

すると朝おきて、心拍はかるには、おきてからAppleWatchを腕にまく、という作業が必要に。
んー、いまいち。
かといって、昼間充電しといたら本当に朝の心拍測定専用になっていしまいもったいないしw。

しかたないので、いまのところ朝起きたら腕にまいてから心拍はかってますw。


次に、保護用のカバー類。
はじめにかったのは一体型で画面に保護シールをはらずにすむやつ。
アマゾンでの評価はそこそこよかったのですが、知らないうちにはずれて紛失、という口コミがあったのがちときになってました。
装着して使ったら、やはりすぐにちょっとした衝撃で脱落、
その後もおちまくりなので、返品。

次にかったのは画面はシールで保護(別メーカー)。本体はちょっと厚めのビニール素材みたいなケースで保護するやつ。違和感ないしいいんじゃね?と使ってましたが。

なんと、本体とケースの間に汗がたまるw。

なんか臭くなりそうだw。

でもいまのところそのまま使ってます。

AppleWatchの使い勝手がどうか、というと。
結局iPhoneもってあるくから、なくても困らんw。

まだやってないけど、徒歩でnavi使うときには便利かも。
 

木曜、イオンモール周回に。

前夜飲みすぎた、寝坊、5:20起床。ジャージの上が見つからず出発までも時間がかかり、鹿野山は諦め。
ローラーは暑くて嫌なので最も近いイオンモール周回に。

ストラーバのKOMの区間をiphoneで確認して、まずは一本。
数周流してもう一本。

1. 2.1km 2分9秒 43.0km/h 356W 158bpm

2. 2.1km 2分4秒 44.8km/h 401W 168bpm

2分はきれそう。

docomoのdマガジンがすごい!

FBの広告で気づいたんですが、
docomoのdマガジン、すごくないですか?
月400円で135誌読み放題。
ターザン一冊買うと思えばもととれちゃう。
anan、大人の週末、GoodsPress、UOMO、日経トレンディ、Pen、LEON、aera,casa,エコノミスト、東洋経済、DIME,プレジデント、Macファン、WIRED,GENROQ,Capa,
なんと!Bicycle Clubも。

これなんか落とし穴でもあんのw?

とりあえず31日間無料登録を試してみることに。 

BEST BIKE SPRIT の新機能。

タイムトライアルやトライアスロンでのペーシングを計算してくれるBEST BIKE SPRIT。
これまでも気温や風向、風速が考慮されていました。
が、これは出走時刻の天気予報を考慮したもので、その後の天候の変化は考慮されていなかった。

新機能は、天気予報から、天候の、時間による変化と場所による違い、を取り入れて、ペーシングを計算してくれる、というもの。ライダーがその場所を通過するときの、その場所の天気予報を考慮してくれる。

特に距離の長いTTやトライアスロンで有効。

実例、2014アイアンマン・テキサス70.3。
途中で風向きが変わった。同じ250Wの出力で7分のタイム短縮。(2時間18分が2時間11分に)

トライアスロンには有効そうですね。
日本のTTは距離が短いから有効性は低そう、むしろ天気予報の精度のほうが影響しそうだ。

で、FRICTION FACTSのレポートを買いましょう!

$14.95なので一冊自転車本を買ったつもりなら安いものです。
内容も十分楽しめます。
英語?中学3年生レベルでなんとかなります。

どんな内容かというと。

 10 Ways to Increase Drivetrain Efficiency -Report Highlights- より。

ドライブトレインの効率をあげるための10の方法、レポートハイライト。

まずこれをみて、個々のレポートの仔細をみよ、と書いてある。

Friction Factsでは250Wのライダーの出力をテストしている。 ライダーの出力があがれば、節約できるワットはさらにふえる。たとえば400Wのライダーなら、セーブできるワットは、およそ比例して記事内容より増える。(400/250=1.8倍)詳しくは、"Effects of Power Output o Chain Efficiency"レポートを見よ。

パワーをセーブできる製品は。

4+Wセーブ : チェーンルブ。
 商品名はレポートで。

3W セーブ : オーバーサイズのプーリー。
 XXXのプーリーは、YYYの標準のショートケージより1.75Wパワーをセーブできる。

1.8W セーブ : ボトムブラケット
 商品名はレポートで。

1.5W セーブ : チェーン
 おお、ここのチェーンがよいのか!

1.3W セーブ: : 11Tのプーリー
 オーバーサイズのプーリーを導入しないのなら、11Tのプーリーをグレードのよいものに。
 
1.2W セーブ : ペダル
 あー、なるほどね。自分のはいまいちかー。

パワーをセーブする方法

3W セーブ : あれを掃除。いざとなったら補充だけでも。

2W セーブ : あれを交換。

1W セーブ : レースで新品はだめよ。新品は処理してならし。


購入する価値は十分にあると思います、読み物としても面白いし、実験系もしっかりしている(Nが少ないけど)
皆で購入して、2015版も面白いレポートをだしてもらいましょう!




 

火曜、鹿野山。

4:20起床、長男がごそごそ活動してたので目が覚めた。
心拍42。

エモンダSLRとAeolus3 D3 CLで鹿野山へ。
パワーメーターなし。

なぜ鹿野山かとういうと、毎年恒例のが今年も出現したのをC.H(StravaだとなぜF,なんだろう?)さんのFBでみたので、みにいったw。

これ。

image
今年も立派です。



1. 鹿野山福岡 17分03秒 266W(Strava推定) 159bpm 

おそーい。推定出力はさすがに低いな。体重設定違ってんじゃね?っていうかんじ。でも心拍あがってないから本当かもw。

2.  Kimitsu Straight 2分31秒 322W

 まったくパワーでず。
今週は休養週ってことにして、楽しくのる。

その後のAppleWatch。
身に着けている間は、結構頻繁に心拍測定してるみたい。
1分間に何回もはかっているところは、エクササイズを起動しているときなのかな?
以前より安静時心拍上がった?とおもったけど、最小心拍は36でかわらず。
心拍データはiPhone上のヘルスケアですべてみられる。 

月曜、イオンモール周回で回復走。

4:40起床、目覚まし。
今日は昨日のトラック競技の疲労(疲労するほど走ってないけどw)を抜くために回復走。
富津公園は飽きたので、イオンモール周回に。あわよくば、誰かの尻にくっついてながそう、と思ったけど誰もいなかったw

機材はエモンダSLRにaeolus3 D3クリンチャー、パワーメーターなし。

朝から結構車多い。
のんびり走って、少しずつ脚まわってきたので徐々にペースあげて終了。
10周。
今度時間と体力があるときにタイムアタックしよう。もっと早朝でないと自動車がいやだなぁ。

本:サプリメントの正体。 グルコサミンについては知らなかったなー。

大分前から読もうと思っていたのですが、最近手に入ったので読んでみた。

内容は全体に良心的で、明らかな間違いとか、ひどく偏重した意見はなかったです。

食から栄養素をきちんととる、ことを基本としていて、サプリ偏重ではないし、一方でサプリを全否定するものでもなし。あくまで栄養補助、治療の補助という位置づけ。

そのうえで、ある程度エビデンスのある、すすめられるサプリについてかかれています。どうしてもエビデンスのあるもの、というとビタミン類など一部のものになってしまうのはしかたないところ。

ひとつ僕が知識としてなかったのは、グルコサミン。

コラーゲンとかヒアルロン酸は口から摂取しても消化・吸収の段階で分解されてしまうので(あまり)意味がないだろう、と考えていました。
グルコサミンも同列にとらえていましたが、どうやら違う。
この本ではグルコサミンの消化・吸収過程のことは触れられていないのですが、行間から察するに、どうやらそのまま吸収されるよう。
ぐぐってみたら、やはり分子が小さく、そのままの形で吸収されるようです。
生体内ではN-グルコサミンの形で利用されるので、のむならN-グルコサミンが良いかも、と書かれています。(効果については医学的エビデンスに乏しいので、強く推奨するような内容ではない、ここらへんもこの本が良識的なところ)

ビタミンC大量療法は数年前に癌治療の補助療法、免疫系の賦活、美容面などで話題になりました。
ただ点滴でないと大量には投与できないので、自分は痛いのでやりません。 

すごく真新しい話題があるわけではありませんが、サプリの概要を知りたい、これから使ってみようかな、という人には良い本だと思います。 

チェーンオイルの選択。その6。たぶん2014のファイナル。

再びSquirt lubeについて。

SquirtのHPより。

ベタベタ汚れとおさらば。
あまり普及していないのは、オイルルブと違い、塗ってから一晩乾燥させる手間があるためか。
一度塗ればクリーンさが保たれるので、デグリーザーは必要なくなる。
効果長持ちで環境に優しい。

ロードバイクでの使用に際して
乗っているうちにチェーンが黒ずんでくるが、自動車のタイヤカスと思われる。チェーンにデグリーザーを使うとSquirtが落ちてしまうので、同社のBioBikeで洗って。


Velo newsより
テスト:Squirt ルブ

溶剤ベースのワックスと異なり.Squirtは4つのワックス(3つのルブワックスと1つのstickyワックス(チェーンに定着させるためのワックス))が水に溶解している。溶剤ベースのワックスはワックス濃度17%程度だが、Squirtは36%。にもかかわらず、液状でうすく、粘度も低い。チェーンのピンやインナープレートに塗布しやすく、1回の塗布でOK!
水の蒸発は溶剤よりゆっくりなので、Squirtがチェーンの隅々まで定着するには時間がかかる。時間短縮のためにドライヤーなどでSquirtルブとチェーンを温めると時間短縮できる。温度は100℃を超えないこと、ワックスが変質してしまう。
一度塗布してしまえば汚れはつきにくく、デグリーザー不要。必要になったらSquirtを塗れば良い。
ボトルを寒いところに置いて置いたりすると凍結して使えなくなる。
一度チェーンに塗布して水分が蒸発してしまえば、氷点下でも大丈夫。
雨降り、高湿、低温下はSquirtの塗布には適さない。暖かい室内で前夜のうちに塗るのが良い。ドライヤーを使う手もあり。


さて、このSquirt、日本では未発売と思われる。
が、いまやネットで簡単に海外から買える時代。
まずはアマゾンでしらべてみたが、日本のサイトではうってない。
米国のサイトではうってるけど、アマゾンの直販でないので、送料が高すぎ。
でWigglwをみてみると、
さすが、売ってます。1245円、割引きいて1112円。120ml。BioBikeは取り扱ってませんでした。
何か買うときについでに注文するにはちょうどよい値段かな。通常のオイルよりは高いけど、お手軽なチューンナップとして。

自分は早速購入して、ロード、ローラー用、TT、トラックの各バイクには塗布してみました。ちょっと洗浄が甘いかもしれませんがw。

塗って実感すぐできたのは、クランク逆回転が軽い!たんにそれまでの手入れが悪いだけかもしれません。
TTバイクで走ってみた感じだと、ペダリングが軽いような気もしますが、プラセボ効果(気のせい)かも。少なくともマイナス効果はなさすです。30kmほどなので、もっと長距離とか悪天候でどうなるかはこれから検証です。ただ、主観的評価しかできないのが難点。

実践一発目は、日曜のトラック。
前々日にSquirt塗布する予定が、酒のみすぎでねてしまいw、前日施行。ならしをかねて足巧(ペダリングマスター)でローラーしよう、と思っていたのですが、午後から研修、その後職場の納涼祭に顔を出したら、レースの準備だけでタイムアップ。できたことはウェア類の準備と、足巧をはずすことだけ。

肝心のトラックレースですが、200mFTTは前回よりかなりわるく、しかもペケから四番め、あらー。
その後の 1000mTT, 3000mIPでちょっとずつ走り方がわかってきて、総合5位。周りは20代ばかりだったから結果はまあまあ?
少なくともSquritがマイナスに働くことはなかったかな。

そうそう、いつもチェーンの汚れが右下腿についてしまうのですが、今日はちょっとしかつかず、しかもすぐおちたのは、間違いなくSquirtのおかげです。

オイルは終了。興味が出た人にむけてFriction Factsについて次にふれます。

日曜、千葉県自転車タイム・レースに。

日曜、千葉県自転車競技連盟のタイム・レースに参加。

4:30起床、積み込みして5時出発。
今日の会場は松戸競輪場、333mのバンク、お初。
なので、けっこうびびりモードです。

6:30駐車場オープン。
一般来場者用のさらに奥の駐車場にとめさせていただき、アクセス抜群。
徒歩30秒で競技場入りできます。

そして、選手控え室にはばっちりエアコンきいており、快適。
しかも選手会のご好意でローラーまでつかわせていただける、とのこと。

受付はじまってすぐに受付してもらい、試走に。

なにせ、初めての33バンク。勝手がまったくわからない。
千葉競輪場でいろいろ教えていただいているT中さんもここは初めて、とのこと。
とにかく試走してなれよう。
500バンクとくらべると直線部分が圧倒的に短い。
カントはそれほどでもなく恐怖感はなし。
修善寺の板張りのほうがぜんぜんこわいw。

で、まずは200mフライングタイムトライアルから。

今まで修善寺で一回、千葉競輪場(12.96秒)で一回やっただけw。

33バンクだと、かけおろしの途中から計測がはじまる。 
先陣をきった方々が行うのをみて学習。
なるほど、あのへんからいくのね。
2.5周です。

で、トラックにはいってからホルダーをしていただいた某高校の先生からおしえていただきました。
1周目はだんだん上にあがっていき、2コーナーをまわったあたりで最上部へ。で、そのまま最上部を維持して、最終周でかけおろす、って感じ。

やってみた。

まっすくはしれねーW。いつものことだけど。

ぜんぜんふめず不完全燃焼で終了w。
息もきれずw。

結果、びりから4番目w。こりゃだめだw。

そもそもスプリンターラインを走ることもままならず、んー。

次、1000mTT。

ホルダー付きで、スタート。
またも先ほどの先生にホルダーをしていただく。
1分14秒11。6位、3ポイントゲット。ちょっと気を良くするw。
ニールプライドの山Pプロからアドバイスをいただき(自覚してるんですが、スプリンターラインの外側を走っちゃってるw、びびりすぎ。スポンジふんでも落車することはないのでもっと内側を走るべき、10mは余計に走ってます、とw。)

この教訓をいかして?3000mに。
結局、またもや大回りをしておりますが、1000mのときよりはちょっと大回り少なくなったか?
3分53秒44、4位、5ポイントゲット。

総合成績、8ポイント、5位タイ。

技術があがればもうちょっと上を目指せそうな感じ。
楽しかったです。そして、今回はエアコンばっちりきいていて快適だったなー。

千葉車連の役員の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。

 

チェーンオイルの選択。その5。More on lubricating chains with wax.

Spicer論文とよばれる、1999年の駆動系の論文がある。原文には論文のオリジナルへのリンクがはられているが、残念ながらとぎれていて読めなかった。
要約がGazette Onlineにあったのでそこから要旨を。

Spicer論文の要旨
チェーン駆動の効率にかかわるのは次の二つ。
1.スプロケットのサイズ
大きいほど効率がよい。小さいスプロケットだと、チェーンのリンク部は大きく動く(まがる)ので効率が悪くなる。なので、チェーンリングもスプロケットも大きいほうが効率がよい。
2.チェーンのテンション(はり)
テンションが高いほど効率がよい。理由はよくわからない。

そして、ルブ、について。
ワックス、合成油、ドライ系の間に駆動効率に関する差はなし。
さらに、ルブなし、でも駆動効率はかわらなかった。

この結果からクリーンなラボでの実験ではルブに重要な役割はないとされた。が、外ではちがい、ルブはチェーンに汚れが入り込まないようにする役割がある。とSpicerはのべている。


Spicer論文に関してFriction FactのJason Smithの意見。More on lubricating chains with wax、Velo Newsより

パラフィン(ワックス)はチェーンのパーツ間のスペースを保って泥などのよごれのチェーンへの混入を防ぐにすぎない、というのがスペース説であるが、Jason Smithはこの説を支持しない。ルブが効率に寄与していないという結果は、
測定系が適していないため。トルクトランスデューサーのフルロードテスターを使用しているが、テンションテスターを使うべき。FFでは両方併用している。
またチェーンには大きな圧力がかかるのでルブが、スペースをたもてるはずがない。薄いフィルム程度の厚さがある程度だ。

チェーンを洗浄すると?
水で超音波洗浄すると6.67W、ラッカーシンナーで超音波洗浄すると22.65W。水で洗浄しても、ルブのフィルム膜は残っていると思われる。
ただし、雨でも同様、ではない。雨の場合は汚れの混入があるので10-12W程度悪化する。

WKO4.0 とりあえずデータインポートまで。

ずっとまってたWKO4.0、ようやくリリース。
ただし、Mac版先行で、WIndows版はあとから。

ひとまず自宅Macで試してみました。

メインで使うのは職場においてあるWindows ノートなので、Mac版は14日トライアルバージョンで。
ダウンロード、インストールは画面通りで簡単。

で、自分のデータをロードしようとしたら。

まずは、DropBoxに保存してあるデータを読み込むべく、File>Openを選んで、複数ファイルを選ぼうとしたけど、できず。ひとつだけなら読み込めた。が、さらに読み込もうとしてもだめ。

いま使っているMac は最近新調(といってもヤフオク中古だけど)したので、WKO3.0+入れてない。ゆえに3.0+からのデータ移行はできず。

WKO4>Sync with WKO TrainingPeaks.comでデータ読み込みを試みるも不能。

仕方ないので、Device Agentをダウンロードして、Edge1000をUSB接続してデータ読み込んだら、読み込めました。

データは年度ごとに自動的にまとめられ、Power Profileなども年度ごとに表示され便利そう。

いまのところここまで。
Windows版は購入予定。 

ロードバイクで速く走れるようになるためには?何を優先するか。

ロードバイクに投資するものとしては、
1.時間
2.お金
がある。(情熱、とか、体力、とかは時間に含めます)

今回はお金のお話で、趣味に使えるお金(通常は限界あり)を効率的に使うことを考える。

レースで速く走れることを主眼とする。レースの種類によっても効用は異なるけれど、一般論でいく。優先順位順に。

0.練習仲間、プライスレス
 ショップチームでも、地域チームでも、気の合う練習仲間は大切。一人じゃなかなか続きません。

1.コーチング
 ポジションを含む。無形のものにお金を投資するのは勇気がいるものだが、この投資は一生もの。おすすめはHamster SpinSmart Coaching(こちらは未体験ですがそろそろ時間を作っていってみたい)でしょうか。乗りはじめ、のポジションは信頼できるショップでの標準的なアドバイスで良いと思います。身体の使い方、は大切なので早めに教えてもらっておいた方が良いと思う、Hamster Spinで教えてもらいましょう、医師の目からみても理にかなっていると思います。下り方やダンシング、コーナリングも教わってしまうのが近道だと思う。WEBならフランキーたけさんの動画がすごくいいと思う。

2.ひきあし、の習得と効率的なペダリング。
 もっとも安価なのは片足ペダリング。極端なひきあし(後輪がもちあがるくらい)もやってみる。いろいろやってみるのが大切。パワークランクも悪くないが、実走での使用が禁止されてしまっているのでローラー上でしか使えない。ペダリングマスター足巧、はひき脚だけでなく、スムースなペダリングの習得につながりそうなのでおすすめ。ペダリングの軌道(円周)がやや大きくなるので、通常使用するクランクより2.5mm短いクランクで使うのが理想的。自分はピストで使っています。

3.ローラー
 短時間しか練習時間がとれない時とか、天候の悪いとき、はこれしかない。なるべく早く手に入れるべき。前述のとおりおすすめは負荷付き三本ローラー。いつでものれるように、片付けないw。個人的に期待しているのはGROW TACのGT Roller Freedom(開発中、未発売)。自分が使用しているのはElite V-Arion(絶版),Elite Real E-MotionElite Parablic Roller,Minoura UpRoller(レース前ウォームアップ用、絶版)。

4.パワーメーター
 どんなトレーニングをしたら良いかわからない、というときに。また自分の進化をみるために。モチッベーションの維持のために。自分が使っているのはPioneer Pedaling Monitor(初期型)、PowerTap(
練習用、レース用、タイムトライアル用、と3本所有)。
5.練習メニュー
 ある程度知識があれば自分で組み立てることも可能でしょうが、まずは本とかWEBで。季節、目的、自分の長所・弱点にあわせたメニューが必要。

6.シューズ
 身体にもっとも近く、しかも自転車の推進力を得るために直接力を加える部分。ここには投資の価値があると思います。足の形にあって快適で、なおかつパワーをダイレクトに推進力にかえられることが大切。ある程度トライ&エラーが必要になると思います。どうせ良いのがほしくなるので、各メーカーのトップグレードを購入しちゃったほうが近道だと思います。自分が今メインで使っているのはS−WORKSです。タイムトライアル用はシマノ。

7.サドル
 これは慣れ、もあるし、相性もあると思います。難しい。タイムトライアルの場合はUCI規定をみたし、かつ、前乗り、を満たすために特殊なサドルを使う人が多いです。自分が使っているのは" target="_blank" title="">ISM Adamo TTと
Fizike Tritone 。どちらも快適ですがAdamoは使っているうちに左右の「ツノ」の高さがずれてくるのが難点。Tritoneはそれがありません。
 ロード用に使っているのはBontragerのもので、特にこだわりなし。カーボンレールのものとか、穴空きサドルとかいろいろ使いましたが、結局ロードバイクになれたら、どれでもそれほど変わりなくなりました。今、ロード用で興味があるのは、Specialized SITERO。前乗りでパワーをかけるのに良さそうなので。

8.良いホイール
 自分の用途に合わせて。平地レースを目標にするならディープホイール。ヒルクライムなら軽量ホイール。タイムトライアルならディスクホイール。使ったことないけど、最近話題の
GOKISO。使ってる人はみな良い、といってましたが、どうよ?って懐疑的でした。が、最近レースで実績がでてきていること、同じく懐疑的だったまこっちさんも、どうも良さそうだ、という意見になってきている?ので使ってみたーい。ホイールはフレームやコンポーネントより効果を実感しやすいパーツです。
 

Squirt ぬってみた。木曜、朝ローラー。

水曜、帰宅後、Squirtlぬってみた。
いつもは面倒なので、チェーンオイルは補給のみ。
チェーンをブラシでこすって大きいゴミだけおとしたら、あとはぼろ布でひたすらふいて、
チェーンオイル補給しておしまい。

今回はオイルと汚れをおとさないと、ワックス・ルブを塗る意味がないので、
チェーンウォッシャーでデグリーザー用いて洗浄。

デグリーザー勿体ないので、マドン5.2SL,エモンダSLR、スピードコンセプト9.9と三台まとめて洗浄。

乾かしてからSquritを塗布。
乳白色でさらさら。ぬりやすい。
普段はチェーンのプレートとローラーの間にしかオイルささないんだけど、今回はピンにもしみこませるようにぬった。5分後、再塗布、裏側のピンにも。

単によごれがとれたせいかもしれないが、クランクの逆転がとても軽い。
ふきとらずに一晩乾燥。

木曜、4:25起床、目覚まし。
実走のつもりだったけど、雨。路面完全ウェット。
あきらめてローラー。
扇風機とアイスリュックで。

もともとやるつもりだった200m、1KM,3Kmをローラーで。

けど200m3本、1Km1本やったところで、あまりの暑さで気持ち悪くなってギブアップw。

Squirtの感想は。

普通のオイルと違いはわからんw。まあ数ワットの世界だから体感は無理だろうな。 

チェーンオイルの選択。その4。The Drag of Chain Efficiency

rkp というサイトの記事。Part I, Part II

まずFriction Factのチェーン・ルブのテストについてのべられている。
そのなかでも、ここでのテストにこれから用いるウィッパーマンのConnex10S1についてふれている。このチェーンをつるしのまま使うとパワーロスは8.85W、ライトオイルを使うと7.04Wと1.81Wの削減。さらに最適化(ワックス)すると5Wまでさがる。
1.81Wはとても小さい差のようだが、Analytic Cyclingのパワー・速度計算機を使って計算すると次のようになる。150lb(68kg)のライダーが17lb(7.7Kg)のバイクを250Wでこぐとする。1.81W出力が向上すれば11.22m/sが11.25m/sに言い換えると秒間3cm多く進む。4時間では432mに相当。パワーが200Wでも同様に秒間3cmずつ多く進むのは同じ。これがmarginal gain(Team SKYがポピュラーにした,
わずかな改善)があなどれない理由である。

2本のウィッパーマン10S1を用意して、片方はつるしのまま、もう一方はFriction Factで最適化(ワックス)。
最適化したチェーンは3.34W改善して、5.51Wになった。Friction Factyが他のメーカーのチェーンに保証している5W以下にはならなかったが、レポートでもそのくらいでしかたなし。しかし、3.34W改善すると11.22m/sが 11.28m/sとなり、秒間6cm、4時間で864mの差になる。
ウィッパーマンのチェーンはテストするのに都合がよい。Connex Linkがあるのでチェーンの脱着が簡単で、1分以内に交換できる。

インドアテストを施行。
Kreitlerローラーで150,250,300Wの負荷をかけて、つるしのチェーンと最適化チェーンを比べた。
途中でタイヤがかわったり、測定につかったパワーメーターがかわったり、測定の順番をかえたり、といった実験系としては不完全だったり、不備を感じるところもあるが、データの傾向はみてとれる(原文に卯用曲折がのべられているが省略。blog主の意見です)。
FF optimaized chain(最適化チェーン)はワックスのかすが全体についていて、リンクも固く、とても速いチェーンとは思えない感じ。だが、ペダルをこぐとワックスのかすはすぐにふきとんで、チェーンを清掃する必要もなし。
結果、最適化チェーンはつるしのチェーンよりどの出力でも約6cm/s速かった。

ワックスはステージレースでは有用かわからないが、長いロードレースやタイムトライアル、特にトラックレースでは容易なパフォーマンスアップ・アイテムになりうる。

RECONの新機能(予定)

先月インテルに買収されたRECONから新機能の案内が。
原文はこちら

前回の投稿であげた新機能はすでに提供した。
 ANT+パワーのサポート、新しいアプリサポートセンター、刷新した開発者向けツール。
 そしてJetの最初のダウンロードアプリであるRefuel。

この夏も開発はつづく。目玉は ソフトウェアアップデート。

・高速なカメラへのアクセス カメラはアクティビティダッシュボードの隣にアプリパネルとして表示されるのでスワイプするだけでたどりつけるようになる。またいつでもダブルタップで写真やビデオを撮れるようになる。

・モバイル経由の地図 スマートフォンとエンゲージアプリでペアリングしてあれば、自動的にJETが適した地域のマップをダウンロードする。旅行に行ったときや休暇のときに威力を発揮する。いままでどおり手動でマップを管理してUPLINKで同期できるが、必須でなくなる。

 ・オートポーズ オートポーズをオンにすれば、アクテビティ中に停車すると、JETは自動的にポーズ。

(以上)
オートポーズはなんでないのかな?と思っていたらやはりサポートされました。
ダブルタップで写真が撮れるのは良いな、UFOを見かけたらすかさずシャッターをきれる!
マップ機能もすばらしい、電池の消費がどんな感じになるのかと、山間部に走りに行ったときにもうまく機能すれば最高。(道が少ない地域のマップはより広域に読み込んでくれれれば、電波の届きにくい地域で地図をダウンロードする必要がないかな。) 

もしも、はないけれど、次に向けての考察はある。

レースにあとからもしも、ってのをいってもしょうがないんだけど、次に向けた考察は必要。
今回の加須TTの考察。

自分のタイムと優勝者S手さんのタイムから、出力差を逆算してみた。
Best Bike Splitを使って。当時の風向き、風力がどこまで正確にトーレスされるかわからないけど、出走時間も考慮して計算。

結果、ジャスト10W差。

これはでかい。

二位のKさんとの差を計算してみると
3W差。

三位のMさんとの差だと、
2W差。

以下4、5位との差はこれ以下。


となると1Wでも稼ぎたい、チェーンオイルにもこだわりたくなりますw、でも情報公開主義だから、差がつかないかw。 

火曜、富津公園へ。

4:20起床、ここのところ飲みすぎか、目覚め悪し。夢見も悪いなー。

今日もスピードコンセプトとAeolus6.5PTで富津公園へ。
昨日と同じメニュー。

1. 200m 15秒 48.0km/h 530W
2. 200m 15秒 48.0km/h 594W

200m一本測定しそこない。

3. 1000m 1分19秒 45.6km/h 382W
4. 1000m 1分19秒 45.6km/h 380W

5. 3000m 4分26秒 40.6km/h 302W 

3000mのみであとは退化かー。 

月曜(祝)、富津公園へ。

5:30起床。今日は短いメニューだからゆっくりおきた。
が、暑い、もっと早起きすればよかった。しかも7時前から、観光客の自動車が多い。

機材はスピードコンセプトにAeolus6.5PT。
今日のメニューはトラック向けのをTTバイクで。
富津公園の直線部分は片道1.5km少々ある(ただし横から合流してくる道があるので注意)。
200mFTTを3本、1000mFTTを2本、3000mTTを1本。
3000mは直線部分を往復。

1. 200m 14秒 51.4km/h 518W
2. 200m 15秒 48.0km/h 525W
3. 200m 15秒 48.0km/h 564W

4. 1000m 1分20秒 45.0km/h 396W
5. 1000m 1分18秒 46.2km/h 404W

6. 3000m 4分30秒 40.0km/h 311W

タイム、お話にならないなーw 

日曜、チーム練習。

5:30起床、朝食は昨夜の残りのグラタンをたらふく。

本日の機材はエモンダSLRに eBayで入手したばかりのAeous3 D3。パワーメーターなし。
タイヤは久しぶりのVittoria。幅25mmのおかげか、かなり乗り心地よくなった感じ。

コースは暁星周回、会長はニセコのつかれがぬけず?お休みとのことで、前週と同じ8周、分割なし。

全部で8人だったかな?

1周はみんなでまとまって。

2周めのダムののぼりで少しペースアップ。

3周目でI橋さんらが合流して、先頭集団は6名。

4周目、はやくもきつくなってきたw、下宮田ののぼりはじりじり後ろにさがって疲労蓄積を最小限に。

6周目でゴッティさんがおくれていたが、フロント変速不調でアウター縛りだったらしい。しかものぼりでおくれてもその後おいついてくるところがすごい。

最終周はまた大佐と二人、ですが、ほとんど牽けず、9:1で大佐の尻にはりつき状態。
大佐つえぇ。

やっぱり分割したほうが、ちぎれたあと一人旅が短くてすむので良い気がする。強度はあがりそうだけど。

午後は暑くて何もする気おきずw。
次男のリクエストでDVD借りてアメリカンスナイパーみた。

 

チェーンオイルの選択。その3。FFへの反論。

2013のFriction Factのチェーン・ルブ・テストへの反論です。
原文はこちら。 

要約
 2013のFriction Fact(以下FF)のラボテストは、現実の世界の環境とは異なる。 現実には何度も変速が行われる。しかし、FFのテストにおいては、チェーンはフロン・チェーンリングとリアのスプロケットの間をまっすぐに保たれたままである。
負荷も250W一定だが、現実には100Wから750W、それ以上の負荷もかかる。もし高負荷のときにチェーンがまっすぐたもたれていなければ、ワックス・ルブはプレートやピン、ローラーの間でけずりおとされ、決して元には戻らない。これがワックス・ベースのルブの問題点である。現実世界ではチェーンのふれ、が、(チェーンの)プレートやピン、ローラー の間からワックスをあっという間に搾り取って、潤滑性を失わせる。一方で、チェーンの負荷や振れがおさまれば、ウェットタイプのルブはチェーンの中に戻ってくる。この理由でFFのテストは信頼できない。

ではどのルブがベストなのか?

チェーンののび、を指標にした。
200マイルごとにPark CC-2を用いてチェーンののび、を測定。
自転車にのったあとは毎回Clorox Disinfecting Wipesでチェーン、フロントチェーンリング、リアカセットをふいた。
各チェーンで、ProLInkを0-1000マイル、フィニッシュラインドライルブを1000-2000マイル、シェル Rotella T6を2000-3000マイルで使用。どのチェーンも、どのオイルを使用しいている区間でも摩耗に差はなかった。合成エンジンオイルと4オンス11ドルの高価な自転車用オイルは変わらない性能だった。 

1.潤滑 ドライ・ルブよりウェットルブが優れる。
 ドライルブのほうが汚れが少なく、メンテナンスが楽ではある。が、チェーンのふれによってひきはがされたルブが、再び躍動部にもどってくるのはウェットルブ、であるから、潤滑性はウェット・ルブが優れる。

2.注油 まめにやるべき。

3.10スピードのチェーンと11スピードのチェーン。
11速のチェーンのほうがより精密に作られている。
Parks CC-2で新品のチェーンを測定すると10速のチェーンは35-50%の摩耗をしめしていた(のびてる、ということ)。一方で11速では-30%からほぼ0%。




  結論

1.10速のドライブトレインにも11速のチェーンを使うべし

2.乗るたびにチェーンは綺麗にするべし

3.まめな注油はチェーンの使用期限を伸ばす

4.ベストのチェーン・ルブはウェット・ルブ

5.おすすめのルブは自転車用の高価なルブよりも化学合成油のシェルRotellaやMobil1。


なぜなら

1.どのウェット・ルブでもチェーン寿命もパフォーマンスも変わらない

2.高品質化学合成エンジンオイルは4オンス1.5-1.77ドルだが、自転車用は11ドル。化学合成油は鉱物油より抵抗が少ないなど、付加価値がある

以上(かなり省略、意訳)


ここからは自分のコメント。

全体に説得力がないペーパーだと思う。
まず、FFのペーパー2014(手元に2013がないので2014を参考に、あとで2013でてきたら修正します、以前購入したはずなので)では、チェーンの性能は多面的な見方があるが、速さ、に主眼を置いたテストをする、ときちんと宣言されている。
 一方こkでは、ドライ・ルブが速くない理由として、被膜が保たれないことがあげられている。一理あるとは思うが(感覚的にはその通りかもしれないが)根拠がない。これを 証明するにはいくつかの方法があると思う、簡単なのは、ワックス(パラフィン)の融点と駆動時のチェーンの温度を明らかにすること。パラフィン140Fだとすると融点は60℃。(駆動時のチェーンの温度は調べられなかった。自分で測ってみれば良いのだが、まだやっていない)もし融点がチェーンの温度より低ければ、ワックスも削られる一方でなく、再度躍動部に流れ込むかもしれない。(実際に躍動部に流れ込むのを確認できるわけではないので証明にはならないが。)
 比較的簡単にできそうなのは、クランク型とリアハブ型のパワーメーターを同時に装着してチェーンを交換しながら出力差をみる、という手もありそうだが、測定に求められる制度が1W以下なので厳しいかな。(通常のパワーメーターの誤差は1−3%程度なので、250Wでも2.5Wの誤差、とすれば1−3W程度の差は誤差でかき消されてしまうかもしれない。)

チェーンの温度は低いほうが抵抗が少ない、というレポートもあった(FFのデータ、添加物なしの一般的なオイルを使っているのでワックスでのテストではない)
流動性が良いことよりも、コーティングが厚いほうが抵抗が少ないのではないか?と推察されている。

チェーンの伸び、が早いこと、を被膜の強さに結びつけようとしているように思われるが、短距離での被膜の潤滑性とは別問題である。

10速のドライブトレインでも 11速のチェーンを使うべきだ、というのは興味深い。が、ここでのべられたのは、新品での伸び、が11速用チェーンの方が短い、という ことだけであって、チェーンの幅についてはまったくふれられておらず、10速で使って問題ない、という根拠にはならない。が、別のリポートで、10速のチェーン は11速のチェーンより幅が広いということはない、というのがあったので幅の問題はクリアされそう。
初期の伸び、とチェーンのもちが、相関する、とは必ずしもいえないと思うが、DURA ACE の 10速チェーンが廃盤になったので、11速が問題なく使えて、耐久性も悪くないなら11速用を使おうかと思う。

ここで推奨しているウエット・ルブ、とは、ワックス系でなくオイル、という意味だと思うので、少し意味合いがことなるが、以前キャノンデールのメカの人だったとおもうんだけど、どんな天候でもフィニッシュラインのWETがよいよ、といっている記事を読んだのを思い出した。2014テストで、同じフィニッシュラインのセラミックよりもウエットのほうが抵抗少なかったのは興味深い。

もう一遍リポートを読んでみる。 

チェーンオイルの選択。その2。2014 Velo Lab Chain Lub TEST

まずは比較テストの記事から。Veloの2014 Feb.
原文はこちら。 
Friction Factで販売されたデータと同じもの。

要約すると、

チェーン・ルブの性能といっても、抵抗、耐久性、耐候性など様々な側面があるので、一概にどれがベストとは言えない。ここでは抵抗(パワーロス)がもっとも少ないのはどれか、に主眼をおく。

<方法>
・25種類のチェーン・ルブ(オイル、ワックス)をテスト。
・2013にも同種のテストを行っている。条件はその時とそろえてあるので2013と2014のデータは比較可能。
・三社(カンパニョーロ、 SRAM、シマノ)のトップ・グレードのチェーンでテストし、最終データはこれらの平均をとった。
・チェーンは入念(省略)に洗浄、乾燥。
・チェーンテンションは60ポンド。
・ルブをぬって、250Wで1分間負荷をかけ、その後再度ルブをぬって測定。
・メーカーの説明書でぬってから乾燥時間に指示があるものは、再度ルブをぬってから再測定した。
・テストは約1分、あたは抵抗レベルが一定するまで行った。
・システムの誤差は±0.02W、4つのセラミックベアリングによるシステムロス0.24Wは最終結果から差し引いた。

対象ルブの銘柄は
Molten Speed Wax 
Squirt
Parafin 2013test 
LIlly Lube
Rock n Roll GOLD 2013test
Fast Wax Hot Melt Fluoro Wax
Morgan Blue Rolls Pro
Yelo Velo Milky White
NFS
Gnar Lube Black Sappahire
Petros Syn lube
Finish Line Wet
Mobil1 5W-20
Redline Limited Slip Differential Friction Modifier
Rand Momentum
Triflow Dry  2013test
SpeedX
WD40 Bike Dry Lube
Vaseline Petroleum Jelly
White Lighting Clean Ride
FINISH LINE CERAIX WAX 2013test
ZOOP Zinc Additive
Diamond Glide Ecreme Pro
Finish LIne Stanchoion Lube
ProGold Exreme
Purple Extreme
White Lightning EPIC RIDE 2013test
Mcuve SllKote

詳しくは原文をみていただくとして、面白いのは自転車チェーン用でないものが多数混ざっていることw。
3番目のはただのパラフィン、なんとこれは2013のテストでもっとも成績優秀だった。そして6番目のオリーブ油も笑える上に成績良好。
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15番目のMobil1はエンジンオイル。


mobil1
Molten Speed Waxはパラフィンにテフロン(かPTFE)とモリブデンを加えてある。成績トップで、パラフィンより0.14W優れる。

パラフィン(ワックス)の取り扱い
 固形なので使用する際には溶かす必要がある(Moltenも同様) 。可燃性なので溶かす時には火事に注意。crockpodのような低温調理器を使うとよい。溶けてしまえば数分チェーンをつけて、引き上げてさますだけ。自転車につけて数回こげば、余計なワックスはとびちって、必要な部分にだけワックスは残る。


このテストでの真のヒーローは2番目のSquirt Lube。液状タイプで最優秀で、パラフィンよりすぐれ、Moltenより
0.1W劣るにすぎない。スラック・ワックス(粗蝋)とよばれる物質がベースでワックスとオイルを両方含む。 Squirtはメーカー説明では塗ってから一晩おくが、ぬってすぐのほうが性能がよかった。また汚れにくい。300-400マイル(480-640km)くらいもつ。パラフィンよりぬりやすい。

最も良いルブと悪いルブでは3.68Wの差。
ナノテクノロジーを用いたルブは、成績は振るわなかったものの、ドライブトレインの耐久性に寄与すると思われる。

パラフィンの何かがチェーンでうまく効いているようだ。
モリブデンとPTFEの添加やオイルベースへのワックスは効果的。
溶剤ベースのワックスはいまいち。

Moltenは優秀だが、溶かして使うので面倒。
Squirt はパラフィンには及ばないものの、綺麗な状態を保てる。 ワックスを溶かすための鍋も不要。雨には適していないが、ドライな状態ではMolten以外にはこれ以上の性能のルブはない。

ここではSquirtが良さそうですが、次回は反論を見つけたので上げてみます。
 

チェーンオイルの選択、その1。

先日の加須TTでの成績を振り返るに、現状でベストの走り方ができたとしても上位者(今回不参加のTTチャンプとか5位入賞歴の方とかポールさんとかは別格なので対象外)の方々には歯がたたなそうだなーと考えてました(別で考察の予定)。
これまでは、自分の強み(フィジカルとかメンタル以外w)を最大限に活用してきたのですが、その優位性がなくなり(これも別投稿で考察予定)、これからどういう方向性でいくか思案中。

そんな中、FBでTDFの一枚の写真とコメントが。
 
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どうやらツールのTTではチェーンオイルでなくてワックスが使われているらしい?
FBに投稿したのち、ネットで情報収集。
その後FBを通じて友人たちが情報をよせてくれました。

まずこのワックス、ってやつは、スキーでいうホットワックスに相当し、熱で溶かしたワックスにチェーンをつけるものであるらしい。Molten(まさにスキーのワックス屋さんか)から発売されている。
Friction Factから似た処理を施したチェーンが発売されていた(以前@masahifさんが使っていたのを覚えていた)が、これは現在Ceramic Speedが買い上げて、販売している(Andyさんからの情報)、国内販売もあり、UFOチェーン、16000円ほど(安藤さんからの情報)。
 
そして雨天で使うと一発アウト。耐久性は200-300kmくらいまで。(その後はワックスベースのテフロン配合ルブを使えばある程度性能もどるが、初期性能までは戻らない)

これから読んでみますが、豊田さんによれば2014のVelo Lube Testでは Morgan blue rolls proと大きな違い(0.5W)はないとのこと。

んー、手間とコストを考えるとなかなか厳しいですね。

さらに調べていったら、Squirt Chain Lubeってやつが良さそう?2014Velo Lube Testにもでてくるみたいなので、読んでみます。 

火曜、鹿野山。ISM Adamo Roadをロードポジションで使うには。

4:30起床。目覚まし。二度寝したかったけどおきる。
ちょっと間空いた、鹿野山に。
機材はマドン5.2SLにパイオニアペダリングモニター。ホイールはボントレガーレースライト。ペダリングモニターはANTモードでデータはEDGE1000で受信。
結構風強い、南風かな。リムバイト低いから影響なし。


1. 鹿野山福岡 16分49秒 333W 164bpm

またパイオニア、ハッピーメーター気味か?体感310Wくらい。

風向きよいので宝竜寺TT下ハンドルで。

2. 宝竜寺TT 3分55秒 325W 49.3km/h

最後心拍174、ようするに追い込むトレーニングをずっとできてないってことか。パワーに偏ったトレーニングをすると、追い込むべきところがおいこめないんだな、心拍もあげられるように明日からしっかりやろう。

マドン5.2SLにつけているサドルは、ISM Adamo Road。めいっぱいサドル後退させているけど、それでも前乗りみたい。無理矢理後ろのりしたら、下ハンドルでの下りがとても楽になった。ロードポジションでのるならサドル交換したほうがよい。 Adamo Roadをロードポジションで使うなら、オフセットのあるシートポストを使わないと無理。

ロードバイクで速く走れるようになるためには?現状の把握。

ロードバイクで速くなるために必要なこと、ものは何か、を考えてみる。

切り口として
a.機材
b.練習時間
c.モチベーション
d.技術向上
e.練習環境 
の側面から考える。

5.現場を知る、進歩をみるために。
 
自分の身体的能力を、数字で評価するのは、進歩を見るうえでも、またモチベーションを保つ面でも有用です。(ただし身体的能力だけではロードレースでは勝てない、精神的能力、技術、戦術、運、がからんでくるので)
身体的能力を評価する方法は
 1)出力の測定(パワーメーターを利用)
 2)心肺系の測定
の二つが可能です。

 1)パワーメーター
 自転車競技に参加する人の多くが使用しています。なくても競技はできますが、さまざまな利用方法があり、モチベーションの維持にも役立ちます。ここではFTP(Functional Threshold Power)についてふれます。
簡単にいってしまえば、1時間持続できる出力をFTPといいます。測定方法は単純には1時間全力疾走した平均パワーを測定。でもこれはきついので、代用として、20分を測定して0.95をかける、という方法がよくとられます。(測定にはプロトコルがあって、ウォームアップ、5分の全力走、レスト後に20分測定をします)
他にも1分ごとに20W程度出力を段階的にあげていくMAPテスト、という方法もあります(最大1分間出力に0.75をかける)。他にも出力のプロフィール測定方法はいろいろありますが、練習、レースのデータを蓄積すると解析ソフトが自動で算出してくれるものもあります。(5秒、1分、5分、20分、60分など)
継続的に練習していれば出力は向上してきます。また、FTPの値をもちいて、パワートレーニングをおこないます。(L4:300W、10分を2本、とか。)

 FTPの測定は定期的に行うのが良いとされています。2−3ヶ月に一回とか。きついから、なかなかやれませんが。MAPテストのほうがやや敷居が低いですが、FTPより高めに出る傾向があります。
 
 2)心肺系の測定
 簡易的に測定する方法もありますが、どうせなら本格的にやりましょう。口にマスクをつけて、吸気、呼気を測定、心電図も装着してエアロバイクをこぎます。関東圏の方なら東京体育館で測定可能です(要予約)。
ここで測定できるのは、Vo2max(最大酸素摂取量)、AT時の酸素摂取量、AT時出力、Rc出力などです。
それぞれの用語は定義がちがっていたりするので、内容をみて判断する必要があります。特にAT。このへんの議論はここ、でしてあります。
 

そしてこれらのデータから自分ののびしろ、を推定する方法もあります。

ここまでで測定できるのは身体的能力と筋力です。実際のロードレースではテクニックとメンタル、戦略、運が絡んできますので、筋力だけでは勝てません。 


ペダリングマスター 足巧 のケース作成。

こういうことするの結構好きで、まめにやるんですが、
2015-07-10-14-31-01
 現物合わせで適当に作って細部には全くこだわらないので
見栄えが悪いw。
2015-07-10-15-38-51
 総額200円。

加須タイムトライアルへ。

加須タイムトライアルに参加。
前回の草ボーボーの駐車場とかゴールライン近辺の危なさ、とかで不評だったためか、今回は参加者半減。
TTトップ級の選手の多くが出場していなかったので狙いどころだったのですがw。

6時出発で7:45くらい着。
今回は駐車場は草刈一部してあり、使わない側の道路も駐車場として使用可能になったのでこちらに駐車。ローラーもここで。スタート・ゴールラインと受け付けも十分に距離を離してくれましたので危険度はかなりへりました。ゴール前をUstream?で中継してくれてましたが、個人的にはこれはあまり役にたたずw。表彰対象者には役にたったかも。あとこーじさんのアドバイスペーパーがもらえました。全体に前回とくらべて改善されていました。

 強風ふきあれた前回とくらべ今回はおだやか。
でも日差しはカンカン。
あつーい。

アイスリュックを 背負ってローラー。
 日差し暑すぎ。次回はタープをもってこよう。
まあいつものアップで1分間高ケーデンスを3回。

今回は前回の反省を踏まえてプランをたてた。
前回はBest Bike Splitで算出した計画で走ったけど、天気予報の風速より圧倒的に風が強く、プラン役に立たず。
バイザーをおとしそうになることが数回あったりしてスタートから出遅れてしまったので前半上がり気味の後半たれすぎ。

今回もBest Bike Splitを使ってプランニング。風も穏やかで、算出されたプランは、FTPで淡々と走れ、とw。
出走7番目。15秒間隔。前回出場している人のタイムをチェックしたところ、前を全員ぬくことは不可能でなさそう。これを一つ目標に。
前回失敗したRECONは、もちろんつかいませんw。

整列してみると出走しない人もいて、自分の前は4人のようだ。
ちょっと計算が狂う。
出走時間はいない人の分は繰り上がり。(タイムは今回からスタートも計測ラインを使用したネットタイムになった)となると、全員ぬいてもタイム的には入賞は厳しそう。

スタート。
入りは350W位を超えないように。(初めのダンシング加速時はしかたない)
と370W超えてるので抑え気味に。前走が見えるとつい踏みたくなるけどあわてない。
前半で3人ぬいて折り返し。
ここまではおそらく平均300W前後でまずまずか。

後半にはいる。
んー、あとまえには一人なんだけど、かなり遠いなー。

おまけにきつくなってきたw。
パワーでず。たれました。

でも前走もきつかったようで少しずつ距離つまってきたけど、
結局おいつけず。

1. 19分01秒 285W 44.1km/h 81rpm 175bpm

思ったより心拍的には頑張っていた(当社比)が、出力は寂しい。
でもタイムは想定タイムよりはよかった。Best Bike Splitでの想定タイムは302Wで19分12秒。

結果、6位。鬼の居ぬ間に、とはいきませんでした。まあ鬼も全員いなかったわけではないので当然ですがw。
予測タイムからするとまあまあの出来だが、順位はぜんぜん甘くなーい。出力計みてたんでは今回はまったく勝てなかった。(トップから15秒差。後半のたれ分だなぁ。)

データを見直したところ、
折り返しまで 297W 44.8km/h 86rpm 170bpm
折り返し後  271W 43.2km/h 75rpm 180bpm

全体に右下がりに出力が落ちてる。もうちょっと耐性をつけないとだめね。TTポジションだとたれ、が大きいような気がするが改善のしようはあるか?
特2出力的にとくにたれているのはラスト2kmから1km。
ただし速度は落ちていないので風がかわったのか?ここで出力維持できていると数秒は稼げたか。
次回の課題。  

無風に近いときは、出力より速度の維持を重視した方が良い気がする、これは前から感じているんだけど。 

大人用キックボード。


ちょっとほしいけど、使わないよなー。 

土曜、袖ヶ浦でTT練習。

4:30起床、目覚まし。
沼サンド作成w。うまい。

袖ヶ浦にTT練習をしに。最近練習さぼり気味で、心拍あげておかないと日曜走れなそうなので。
FTP95%くらい目標に。
と思ったら、なんと、路面一部ウェット、引き返そうかと思ったけど、わざわざきたから走ることに。
一度ぬれちまえば、どうせ洗車必要になるのであきらめもつくw。

機材はスピードコンセプト、aeolus 9.0, Sub9PT。普通のジャージにGIRO Airattack Shield。
最近でていた情報でエアロ系ヘルメットではAirattackが一番残念な結果でしたw、買ったばかりなのにw。でも、このシールドの良さは本物です。Bontrager Balistaが一番成績よかった。単体だとかっこいいんだけど、どうも人間がかぶるとでこっぱちに見える。下ハンドルやDHバーのときには前方視界よくなっていいんだろうな。値段もお手頃か?シールドつけばばっちりなんだけど。

最終周で横道からトラックでてきて減速させられたが、楽しく走れた。ケツはぬれました。バイクは汚れましたw。

1. 14km 20分01秒 281W 162bpm

序盤や加速時にあげすぎないこと!安全なところでは頭をさげる。たれてきたら腸腰筋を再意識、腹圧をかけなおす。がんばろう。

ロードバイクで速く走れるようになるためには?ローラー台。

4.a.c.ローラー台
室内トレーニングの必需品。おすすめは負荷機能つき三本ローラー。固定ローラーは個人的にはおすすめしません。固定ローラーは自転車が固定されてしまうために、使う筋肉が実走と異なる可能性があると思うからです。特に重いギアでの筋トレ走や、高ケーデンスでの練習の際に、実走との違いが大きくでて、本来鍛えるべき筋肉を鍛えられない可能性があります。3本ローラーの欠点は、なれるまで落車の可能性があることと、設置面積が大きいこと。負荷は固定ローラーより小さいですが、負荷つきの三本ローラーなら通常のトレーニングはカバーできると思います。
コンピューターと連動できるタイプのローラーは、モチベーションの維持に一役買うかもしれません。バーチャルにツールドフランスのコースを走れたり、ネットワーク上で他人と競ったりできます。負荷をコンピュータがかえてくれます。
ローラートレーニングでの必需品が、工場扇。ものすごくあつくなりますので、普通の扇風機ではおいつきません。クーラーを使える環境ならそれがベストでしょうが、自分はクーラーなし、工場扇でやってます。

最近登場したSocial Roller Service?のZwift。ローラー台上での走行データ(速度、ケーデンス、パワーなど)をパソコンに送って、WEB上のコースを走る。他の人と競争もできる。これは以前から僕も考えていたサービスでしたが、とうとうでてきましたね。EliteのREALシリーズでも似た機能はあるのですが、バーチャルリアリティのでき具合ではこちらが数段上、だと思います。

環境、のところで書きましたが、ローラー台は常設されているのが理想です。いちいち出したりしまったりするのは面倒になってやらなくなりがち。トレーニングを継続するコツ、の一つは、トレーニングをはじめやすい環境を作る(トレーニングへのアクセスを良くする)ことです。3本ローラーだとバイクを設置する手間もありません。 
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